"初"昨日の男の子
次の日、
また男の子が居た。
私より早く来てたんだ、。
「青い表紙の本ってありますか?」
マスターに言うと、私の好きそうな本を見繕ってくれた。
今日は窓辺の席にしよう。
そう思ってクッキーとコーヒー、そして本を手にして窓辺の席に移動しようとした時、
「なんで、このお店がお気に入りなんですか?」
男の子が声を掛けてきた。
「、、え?」
ただ真っ直ぐ、私を見ていた。
「、うーん、わたしに似てるから。」
すると、男の子はふわっと静かに微笑んで
「そうなんですね。」とだけ言った。
非凡な華は平凡で静かな海の様だった。 日合 茉凜 @rry_
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。非凡な華は平凡で静かな海の様だった。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます