カクヨム短歌賞1首部門

真白いろは

カクヨム短歌賞1首部門応募作品

届かない 飛び立ってしまう また一羽 忘れたくない 僕らの青


脳掴む 暗雲蹴散らし 熱帯夜 今だけどうか 信じさせろよ


あとひとつ これで終わり あと少し 言の葉ならべ 運ぶカロリー


わた雲を 船に乗せたら 虹の雨 斗星握って いざ夏氷


ドロップス 宝のように 抱えてる あの頃は缶 今はビニール


朝食は 錠剤ひとつで 賄える 窓からのぞくは 空飛ぶ車

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

カクヨム短歌賞1首部門 真白いろは @rikosyousetu36

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

参加中のコンテスト・自主企画