無料アップローダーにあげられた画像 ①




書籍のページをコピー印刷したもの


『逢河秘鑑』と、赤いボールペンで書き添えてある。

(※ 『逢河秘鑑』は江戸時代、U県中央部一帯の歴史や事物について記録した、いわゆる藩史)




 以下の部分にマーカーを引いて強調。


「巌鞍山中白谿なる地に虎の棲まふと古伝に曰く。本朝に虎の棲まふと伝はるは甚だ異也。又巌鞍山中某村の一伝に曰く、白谿の虎、人を喰ひて齢数千を重ね、人に化して人に差し寄りて此を喰らう事有りと。博物誌に曰く、江漢に貙人有り、能く化して虎と為ると。又、太平廣記に曰く、虎の僧に化して人を喰らう事在りと。斯様なる唐土の説の本朝に伝わりて、鄙話中に混ざりし乎」






 以下、赤いボールペンによる書き込み。




巌鞍山の白谷(ここまで丸囲みして強調)に、虎がすんでるって言い伝え。江戸時代にはもう?


白谷の虎は人を食って数千年も生きて、人に化けて近づいてまた人を食う(下線を数本ひいて強調、『人に化けて』『人を食う』を丸囲みして強調)


博物誌 ← 昔の中国の本 貙人、チュジン、って種族? がいて虎に化ける


太平広記 ― 昔の中国の本 唐の時代? 虎が坊主に化けて人を食う(『化けて人を食う』を丸囲みして強調)


中国の伝説が日本に伝わってきて田舎の話にまぎれこんだのか(この一文、線を引いて何重にも塗りつぶしてあり、ちがう! と添え書きがしてある)

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