ホラーが得意じゃない私は、非常に怖かった。 人が怖い。現象が怖い。世の中の怖いものを色々なパターンで楽しめるホラー作品。 現実的な舞台設定と依頼者たちの空気感がとてもリアルであるが、主人公2人の浮世離れした風貌や空気感がとても魅力的。創作物として引き込まれます。ホラーが得意じゃない私でも怖いと思いながら読めたので、楽しめる人の幅はかなり広いかと。 陽の人間らしい性格が箸休め的に癒しでした。
人形のように美しい双子の姉妹――呪いを見抜く『月』と、怪異を喰らう『陽』。この二人の存在感が圧倒的で、どこか背筋が寒くなるような雰囲気が、物語全体を包み込んでいます。描写が非常に丁寧で、一つひとつの情景が鮮明に浮かび上がるのが魅力的です。恐怖の中にもどこか儚さや美しさがあり、ただのホラーにとどまらず、人の心の奥底に潜む“呪い”という概念を深く掘り下げているように感じました。静かにじわじわと迫る恐怖と、どこか神秘的な双子の物語――怪異譚やホラーが好きな方には、ぜひ読んでほしい一作です。
全体的にテンポが良く、さくさく読めた。ホラー感も強くないので、怖すぎるのは読めないって人も読めそうな作品でした。月と陽の関係も微百合感あってよかったです。
とてもテンポよく、あまり濁ったような雑味のないテイストのホラー。好きです