K様 2

「実は彼が元々いた部署でZという女がいて、Zは彼の事狙ってるんですよ。」

K様の話によると


①彼の前部署の課長は既婚者なのに、彼をワンチャン狙ってた。同じ部署内で狙ってる人を攻撃して部署内で嫌われたく無いから、自分を攻撃してきてた。

②Zは彼の前部署にいて、入社時から彼を狙ってた。ブサイクなのに変に自信がある女で課長と一緒に自分を攻撃していた。ちなみに課長もブサイクですとの事。

③残業で遅い日は一人暮らしの彼がコンビニ弁当にならない様に、ほぼ毎回食事に誘っていると噂で聞いた。彼が危ないと思って心配になり駅に向かう2人の後を付けてみたが見失ってしまう。

④彼の最寄の駅は知っていたから最寄り駅まで行き、駅構内のカフェで改札を見ていたら彼が1人で出てきたので急いで駆けつけた。

⑤自分が焦ってたのが良くなくて、彼を怖がらせてしまったようだ。とりあえず落ち着いてもらいたくて、さっきまでいたカフェに一緒に入ってもらった。

⑥カフェに入っても「なんでいるの?」ばかり言う彼に、なんとかZが危ない女だと伝えられた。

⑦確かに食事には誘われた事はあるけれど、何回も行ってないし他の人も一緒だった事を聞き出せた。

⑧1人で改札を出てきたけど、課長と一緒に会社出たよね?と言うと「やっぱりつけてたの⁈」と言われ怖がらせてしまった。何回も心配だったからと伝えたが、それ以降うまくコミュニケーションが取れてない。


「Zはマジで危ない女ですよ。食事とか言っといて絶対お酒が美味しいお店だからとか言い出すタイプ。分かりますよね?とにかく私が焦っていた顔をしていたからか怖がらせてしまったんです」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る