日常の栞
新川山羊之介
俳句12集
春
わたあめとドウダンツツジ船を漕ぐ
木漏れ日に青が眩むよいぬふぐり
さえずりにイヤホン外し空仰ぐ
切に摘む
夏
昼暗し吹き乱れるは藤の花
陽光が照らす
三角形二人探して星涼し
秋
風車
朝嵐連れてきたのは露草か
冬
初霜に曙光の差して万華鏡
あの日々の欠片を置いて行く年よ
菓子食べて鳩に紛れる
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