第3話

 ある日ね、ひいじいちゃんが死んだ、って連絡がママにきたんだ。


 だから、僕はママ達と、ひいじいちゃんのお葬式っていうのに、出ることになったんだ。


 その前に、ひいじいちゃんに行くことになって、僕も一緒に行ったんだ。


 ひいじいちゃん家は、誰もいなくて、とっても静かだった。


 ひいじいちゃんがよく座ってた、こたつも、誰もいないのに、そのままあったよ。


 ひいじいちゃんと、プラレールで遊んだ部屋にきたらね、ひいじいちゃんがいないだけで、前となんにも変わってなかった。


 僕はここでプラレールで遊びたいって言ったんだけど、ママがプラレールを持ってきてなくて、遊べなかったんだ。 


 それに、ひいじいちゃんもいないから、遊んでも仕方ないでしょ、てママが言うんだ。


 でも、僕は、遊びたかったんだ。

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