ありふれた異世界転生かと思たら、刀と銃でとりあえず最強を目指します。

ホムラ汐

1話、運命の試遊会

《東京某所》


とある会社の40代の男が必死で仕事を終わらしプラザに走る。


鞄からチケットを取り出し受付を済ます。


「13時からOAです。特殊ゴーグルを装着しお待ちください。」


男が特殊ゴーグルを持ち会場に入場し自由席に座り特殊ゴーグルを装着すると


ZORUと書かれた文字に心を震わせる音楽が

流れていた。


12時59分、会社のロゴが消え、10からのカウトンダウンが始まり、参加の数えるこえが聞こえる。


カントが0になった直後、映像が始まった。



“神界で位の高い神々が喧嘩していた。その喧嘩で空は大荒れ、台風、地震、津波とありとあらゆる災害が地上を襲った。


「こんなくだらない喧嘩で地上に迷惑をかけるな、」と2人に叱責した際、1人の神の手がビンに当たりビンが地上へと落ちていった。


落ちた先は、なんと王都ゴツサムの中央広場だった。ビンは、落ちた衝撃で割れ中から落ちた種は、一瞬で地中奥深くに潜り小さな目を出した。


そして翌日、王都ゴツサムをわずか1日で壊滅させてしまった。天まで届く程の巨大な塔が聳え立つ、塔の周りにギルドや武器屋に道具屋、宿屋が出来、低ランクから最高ランクの冒険者が挑むが塔へと挑戦する。

しかし、全員が、1階を突破出来ず、全滅、死亡もしくは、逃亡という損大な結果をのこした。

なぜなら。塔にいる魔物は、人間の武器や防具はただの紙切れ同然全くもって歯が立たなかったのだ。


それもそのはずなんと塔は神々が暇つぶしやお遊びに使う神々が相手に作られた塔だったのだ。


その名も”無限むげんとうその名の通りゴールがなく、さらに入る度に、広さ、天候、罠、宝、魔物の強さ全てがリッセットされシャフルさるのだ。

全てを諦めかけたその時、天界から現る1柱の後光、威厳と覇気がバリバリの老人が降りてきた。


「この度は、大変申し訳ない事をした。この塔は、全階層攻略し階層主を倒さないと消えない塔、全ての天使、神々を地上に送り知識、武器、防具を渡す。

さぁ、冒険者たちよ、気に入った、天使、神々の元に集い力を手にし塔を攻略するのだ。

ファンタジー・OZ・グレドサーガ2の開幕だ、」“


神界神しんかいしん役の声優のナレーションが終わるとメインテーマ曲鳴り響きファンタジー・OZ・クレドサーガ2発売前スペシャル試遊会とロゴがでる。


神界神役の声優と司会者の女性、そして、1番人気、雷と炎の神を司るメインヒロインエルフィア役の女性声優がプロデューサー、監督らがステージに上がり会場が歓声と拍手で盛り上がる。


トークや作品紹介、質問、プレゼントなどプログラムが進み、そして、皆が待ちに待った試遊会の時間がきた。


「おひとり様10分とさせていただきます。それでは係員の指示に従って、」司会者の女性がマイクで話し、受付で渡された、番号札どうりに、進み、男の番がきた。


フルダイブVRを装着し、アカウント、前作のぜーブデータ番号、チケット番号、番号札番号を入力し、キャラクター作成画面に画面が変わる。直前、《貴方は、今の人生に満足してますか? はい、いいえ》


と言う不思議な質問に男は、会社はブラック、妻は浮気、ゲームしか、楽しみが無いと思い、《いいえ》を選択する。


すると、不思議な質問が何も無かった様に消えると、普通のキャラクター作成画面へと変わる。



「へー、年齢、性別、身長、体重、産まれる家、スキル、武器、特技、特典と決めれるんだ、本格的だな。」


男は入力していく。


“身長:130

体重:47キ

性別:男

髪の毛、黄色かかった白

生家:辺境貴族

目:オッドアイ(緑と青)”

武器:……悩むな……行けるか、分からないけど銃と刀かな、銃はうーん、デトニクス .45 コンバットマスターを2ちょう太刀

特技:壁走、バク転、側転、居合、高速弾倉マガジンリロード、居合はなんでも斬れる、弾は、魔弾も撃てる。


特典:刀は折れない錆びない、欠けない、俺専用。銃は、無限弾、魔弾も無限、、魔力も無限、俺専用。“


「うわー、丸々俺の趣味入れちゃたよ。通るかな?」


恐る恐る送信ボタン押すとしばらく読み込み後、名前と年齢を書いてください。と文字が浮かぶ、


「名前?、エル……エル・ケル・スグドス、歳は……12歳にしようかな。」


受理完了、転生を開始します。


「えっ、転生? ちょと、待って聞いてない」


男の意見は。無視され、当たりが真白くなり、意識が無くなる。


しばらくすると、小鳥の囀りと、川のせせらぎ、心地よい風が意識を覚醒していく。


(凄い、風もリアルに感じるし、小鳥もリアルぽい)


ゆっくりと目を開けると、大木に凭れ昼寝していたようだ。


「あら、エル。起きたの? フフ。お寝坊さんね。」

声の方を見ると綺麗な貴婦人が優しそうに微笑んでいた。


「エル、また、ダンスのレッスン逃げたでしょ。マダムスミスが怒っていましたよ。 逃げるのは、元気があって大変宜しいですが、あまりマダムを困らせないであげてくださいね。」






















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