本編
第1話 社畜達と主神
「~~~~♪︎」
俺が鼻歌を歌いながらあるいていると
「どうしたのセンパイ?」
そう会社の後輩の「白石 凛(しらいし りん)」が近寄ってくる
「久しぶりの休みだぜ?あのクソアホゴミカス共のせいで死にかけだぁ....死ねよ仕事増やしやがってからに」
「あ...あはは。しょうがないよセンパイ...アイツら無能ですし」
「たしかにな....はぁ」
色々仕事でバカ共がやらかして皺寄せが俺達二人に来た....内容はというと、
会社の物品(パソコン)壊して→言い訳でウイルスってことで感染させる→結果顧客のデータが全て消える→それをウイルスのせいだと俺の上司に報告→なぜかしらんが俺と凛のせいで消えたことになる(?)→復旧作業とか色々やったよ→犯人や俺の上司共をぶん殴った
ふと思い出したかのように話し出す
「凛ってこのあととか暇?」
「どうしたのセンパイ?まあ暇だけど...」
「俺の家で飲まねぇか?」
「おー!いいっすねぇ♪︎」
凛を宅飲みに誘う。酒を誰かと飲むのはやめらんねぇなぁ
歩行者信号が青になり歩き出した瞬間に
「「は???」」
トラックにひかれた
「「なんだよそれは?!」」
真っ白で無機質な空間で叫ぶ
「.......なんか不憫ですね....お二方」
「誰だ?あんたは」
空間が歪み美少女がでてくる
「名はないが・・・主神とお呼びください」
「そうか...俺達はこの後どうなるんだ?」
主神に聞く
さすがにこのまま消滅とかはないだろうけど....
「「転生」という形を取らせていただきます。」
「異世界ファンタジーできちゃうってこと?!」
「いえ...この世界の主神でしかないので異世界は管轄外なので...なので、ダンジョンのある世界線に転生していただきます」
転生と聞いて凛が元気になる。
ダンジョン・・・ね。楽しそうだ
「ある程度力は貰えるのだろ?さすがに」
「もちろんですよ」
それはよかった
どういうのがいいのだろうなぁ
「ですがステータス値の優遇はできかねますので」
まぁそりゃそうか
例えば「初期値を平均より倍以上にしたり」「数値が他より上がりやすい」等々
「凛海冬馬さんには「イメージの具現化」を。白石凛さんには「武器操作」を渡します」
「「うっそぉ....チートだぁ」」
本当にチートだなぁ...それだと
「魔力とかって量はどうなるんだ?」
途中で魔力足りないとかはゴメンだしな
絶対足りなくなるし
「そこはご心配なく。お二方は魔力がかなり有るので」
「「へぇ....なるほどぉ」」
魔力とかについて説明をもらった
次の世界線では魔力は空気の要素の一つであり、当たり前のように吸収できる。容量や吸収量は個人差あり。魔力を扱えない者も極々少数だがいるそうだ。
そしてスキル。魔力で発動できる技術。殆ど魔法と同一視されている
「あと軽い装備品くれや」
「流石に転生したタイミングで渡します」
武器の一つくらいないとキツイだろうしな
「凛はなにかあるか?」
「うーん...あ!転生先と場所について知りたいな」
「分かりましたお教えしましょう」
「といっても余り教えられないのですけどね」
転生先では私達は死んだ兄妹に憑依する形で転生すること、場所は安全な地上に転生すること、装備品は
「他には何かありますか?」
「ないな」「とくにナシー!」
「了解しました......転生をはじめます」
その瞬間凛が転生する
しかし俺は残された
「申し訳ないですね。」
主神が跪く
なるほどね....
「とりま久しぶりとでもかな?」
「そうですね...会議以来ですかね」
「それくらいか....取り敢えず余興として遊ぶさ。嘗ての神子みたいに暴れることはしないさ」
「だといいのですけどね....」
バレてぇら....自重しきれないかもなんだよなぁ
まぁいいのかな
俺も転生する
はじめましてですね
ゆっくりやっていくのでよろしくー
この先会議とかの話はでてこんのでよろ
☆☆☆冬馬は転生者ですねぇ☆☆☆☆
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