島嶼部

宇治川千弘

島嶼部

出航をまた見届けて凧糸のようだ航路は、凧はこの島


コンタクトレンズが海に浮かんでる私はそれを遠くで見てた


海流がそうさせたのだ ガソリンは形を帯びて運ばれてくる


スマートフォンが地面に落ちる何秒か経っても地面で割れている


水面に浮く笹舟の高さまで水嵩がある短い小川


テーブルにヨーグルトぼとぼと注ぐ夏場近くにある休工区


目を窄め真円に近づけてゆき満月の数日前だった


雨足が近づいてきて受け入れる点描を思いつきたかった


違う時代や場所に生まれていたならば、グラスとそれによく似た氷


ハーバー 次第に暑くなっていきそのまま終わる年があっても

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島嶼部 宇治川千弘 @uji_udi0528

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