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概要
「任意」と「現場判断」。無害な言葉で不正は動く。
交番から生活安全課に移った巡査・桐生は、私生活で入浴店に通う弱みを抱えている。初日にもらった点検表は、金曜の繁忙店だけが空欄だった。係長・葛西は「混雑回避」「現場判断」「今日はここまででいい」と言い、口頭の合図で順番を動かす。店長・玲奈は従業員を守るため、まず桐生に“店外の紹介”で公私混同を積み上げ、次に葛西の店出入りと点検“外し日”の一致を押さえる。監察が入っても、結果は「一部職員の不適切行為」。葛西は異動、桐生は処分のうえ異動、店は屋号を替えて継続する。無害に見える言葉——任意、現場判断、確認——が、現場を少しずつ歪めていく物語。
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