第3話
第3話
みんながしばらく泳いだ後、ガキ大将がふと見ると、子分が深みでおぼれているではないか。その周りは音をたてて泡が出ており、渦巻いていた。ガキ大将は岸からすぐに飛び込み、大量の泡が立ち渦巻いているところへ泳いで近づいた。子分はこの渦に巻き込まれ抜けだせないでもがいていた。ガキ大将は泡の下にもぐり、渦巻きを蹴った。その時、固いものにあたった感触があった。やがて渦巻きは消え、子分は浮き上がってきた。岸にあがった二人は顔を見合わせて微笑んだ。その時子分の足首は黒ずんでいた。何かにつかまれて引き込まれたからだと思った。二人はこれはごんごの仕業と話あった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます