第19話 スケルトンウォリアー

スケルトンとスケルトンウォリアーの違い。


スケルトンは下級アンデッド。

スケルトンウォリアーは人間を素材にしたゴーレム。


「スケルトンウォリアーの材料はやはり戦士が良いのですか?」


「違います〜スケルトンウォリアーは〜戦闘プログラムを組み込むので〜素材は〜もっと安価ですみます〜元村人でも、奴隷でも〜立派な戦士にできます〜プログラム次第ですが〜」


「なるほど、スケルトンウォリアーの強さにバラツキあるのは素材ではなく、プログラムの良し悪しなんですね。」


「アップデートしてない〜スケルトンウォリアーは弱いです〜。[遺跡探索]では研究所の警備用が弱すぎだとポンコツ(仮名)さんが〜怒られてました〜」


「では、素体として戦士を集めたり、シーフを集めたりは何故ですか?」


「スカウトやシーフが必要な素体は〜たぶんですが〜インビジブルスカウトですかね〜」


「あの洗脳と人体の透明化は出来たけど、裸での運用に難があって実用化してなかったやつですよね」


「そういえば最近〜装備の光学迷彩魔術〜研究してましたね~術者が自分で〜[光学迷彩]すれば〜装備も消えるのですが〜」


「あの……でも、視覚に頼らない犬とかには意味薄いですよね?手間やコスト考えると普通に密偵雇った方が……同盟国の竜の島には忍者もいますし、やっぱり、魔族の開発する魔獣って……」


「研究に〜試行錯誤は〜付き物ですよ~戦士の素体は〜…………」

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