短歌? 「ねこの手が、肉球みせて夏語り」編

高領 つかさ (TSUKASA・T)

ねこの手が、肉球みせて夏語り 10首

 ねこの手が、肉球みせて夏語り、みあげるさきに、いとしさつのる


 見あげれば、ねこの肉球のびている、夏盛りなる棚の上かな


 棚の上、ゆれておどろき見あげると、ねこさま耳をかきかきしてる


 ゆかの上、ねこが落ちてる季節かな、てろんとのびて、今年もあつい


 きれいにときちんとのびた、ねこのあし 棚の上にて毛づくろいかな


 落ちている、ねこをふまずにいきていく 下僕の夏は、こうしてすぎる


 ねこだらけ、あしの踏み場もないけれど、ニンゲンのねる隙間さがして


 朝ごはん、ねこさま都合であさ○時、早起きできていいのかしらん


 ねこさまが、やっぱり結局えらいのです 下僕ごはんもねこさまのあと


 ふとみあげ、ねこの肉球のびている元気なさまに感謝をひとつ




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はじめて書いてみましたが、楽しいですね



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