第5話強制休暇

二奈「おかえり、お父さん!!」

勇志「あぁただいま」

お父さんと言われるてやっぱりうれしかった。

勇志「明日どこか遊びに行くか」

二奈「謹慎処分じゃないの?」

勇志「働かなかったら。外出してもいいらしい」

二奈「遊園地行きたーい!!」

勇志「いいぞ!」

そこから適当に雑談して二奈は自室に戻っていった。

俺はここら辺の遊園地を調べた、案外安かった。オンラインチケットを買い

いろいろと調べていた、少し怪しい、遊園地を運営している

企業が聞いたことのない名前だった。まぁ大丈夫だろ、

もし何かあっても俺はヒーローだ。多分なんとかできる。

そして当日…

俺は車を生成して遊園地に向かていた二奈はめっちゃ楽しそうだった。

二奈「お父さんって免許持ってたのね!!」

勇志「いや?持ってないぞ?」

二奈「え?」

勇志「ん?」

二奈「え?」

と他愛もない会話をしていると遊園地についた。

遊園地は活気に満ちていた家族ずれや高校生、カップル、おじいちゃん。

俺らはまずジェットコースターに乗った。二奈は絶叫系が好きらしい

なんかにも絶叫系に乗らされた、かなり酔った。

特にバイキング?とやらは死ぬかと思った。あれは普通に怖い

二奈はめっちゃ元気だった、若いって、いいね。

俺も若いけど、さすがに疲れる。

俺たちはひとしきり遊んだ後、食事エリアで飯を食べていました。

二奈「おいしー」

二奈はオムライスを頬張りながらいった

勇志「あぁ、それはよかった」ちなみに俺はたい焼きを食べていた。

餡子がうまい、と思いながら食事をしていると。

銃声がした。正直俺は銃声に慣れていたため、

せっかくの休日をつぶすなよ…くらいにしか思わなかったが

民衆やに二奈は怯えていた。しばらく怯えていると

銃を持った、奴らが食堂の中に入ってきた。

何とか制圧するかとも思ったが敵が多すぎた、

なのでとりあえず本部と上司に連絡しようと思ったのだが…

スマホが圏外だった。多分妨害電波かなんかされてるんだろうなと思った

正直、遊園地を運営している企業が怪しかったので、きっとグルなのだろう。

どうしたものか…、敵には能力者がいる。前指名手配書で確認した。

正直勝てない、なので、おとなしく犯人のいう事を聞いていた。

遊園地に来ていた客、スタッフを何か所かに分け、人質にするようだ。

二奈はかなり怯えていた、申し訳なさを覚えながら、冷静に状況を整理していた。

二奈が手をぎゅっと握ってくる、俺は強く握り返した。怖いのだろう。

そりゃそうだ目の前で銃を持った男たちがいるのだから、

たまに男たちが人質を殴ったりしている。だから二奈は自分が殴られるのが

怖いのだろうと思っていた、だが実際は違った。

二奈は人が殴られるのを見るのが辛いらしい。小声で言ってきた、

俺は二奈を撫でながら、優しい子だな、と思っていた。

暫くすると、犯人たちの「暇つぶし」に選ばれた。周りの人たちは

俺を哀れみの目で見ていた、俺は正直何も怖くなかった。

正直ここにいる奴らだけなら倒せるからな、

二奈は心底心配そうな顔をしていた。

犯人「おい、」

勇志「なんだよ」

犯人は俺の反抗的な態度にイラついたのか銃の柄の部分で殴ってきた

流石にちょっとは痛い、身体能力は普通だからだ。それでも余裕な

顔をしていたからだろうかまた殴られた。

勇志「ツっ」口の中が切れ吐血する。

犯人「ハハハ、惨めだな!!!」

勇志「ほざけ」

正直俺はものすごく腹が立っていた、二奈を怖がらせ、

罪のない市民を殴ったこと、それなのに何もできないことに

腹が立っていた、今すぐにでも犯人の顔を殴りたい…

そこからひとしきり殴られ戻らされた。

二奈が心配そうにこちらを見ていた。

安心させるために笑顔を浮かべ撫でてあげた。

少しうれしそうだったが、その表情の恐怖は消えない。

マジで犯人許せない。

そしてまた数分経つと…

犯人が、また「暇つぶし」相手を決めだした。そうして選ばれたのは…

二奈だった…二奈は手をつかまれ犯人たちの所へと連れていかれた。

俺は咄嗟に犯人に殴り掛かろうとしたが近くのおばあさんに止められた

おばあさん「あんた死にたいのかい?!やめな」

その時は何とか怒りを鎮めたが、犯人が二奈を殴った時、

何かが切れた、俺はおもむろに立ち上がりナイフを顕現した。

そしてそのまま犯人に向かって投げた、一人はやった。

そのまま何人か〇したが…二奈と一般市民を人質に取られ

そのまま拘束された。

それで何回か銃を撃たれたが盾を「顕現」して耐えた。

でも、もうそんなに耐えられない。何てこと思っていたら、

「警察対異能部隊」が遊園地ないに突撃してきた。

近くにいた犯人はすぐ人質を取ろうとしたが俺が能力で

頑張って殺した。ちなみに「警察対異能部隊」は異能犯罪に対しての

最強部隊だ、めっちゃ強い。それで警察の人に事情を話し俺たちは帰った。

帰る途中一緒にいた人質の人になぞに英雄扱いされた。

そこで自分はヒーローだと言ったらなんかもっと感謝され褒められた。

ヒーロー名を教えてくれと言われたが俺は登録してなかった

ヒーローはヒーロー名、まぁいわゆるペンネームを登録できる、

ヒーロー名はヒーロー団、人気投票、とかに主に使われたりするらしい

人気投票などどうでもよかったしヒーロー名なんて、少しはあこがれるが…

登録してなかった。その話をすると俺は結構有名なヒーローみたいで

民間人の人からは不屈の守護者と言われているらしい、結構うれしかった。

俺はその名前が気に入ったので本部に問い合わせると簡単に登録してもらった。

そして民間人の人たちにお礼を伝え、別れた。

帰り道、「ありがとうね、不屈の守護者さん♪」と二奈に言われた。

なぜか二奈は上機嫌だった。あんなに怖い思いをしたのに。


まぁ…楽しそうならいいか!


第五話、強制休暇 完



皆さんに戦法を聞いてみました!!

Q「戦法は?」

A勇志「戦法?、殴って、撃つ、守る、ナイフ顕現して飛ばすのは

    あんまりしない!!」

Q「戦法は?」

A光代「あんまり戦わないけど…能力で速度上昇、体術って感じかな!」

Q「戦法は」

A佐奈「戦いません」

Q「戦法は?」

A二奈「お父さんを呼ぶ」

勇志「はっ!!二奈呼んだか?!」

「親バカですね」

勇志「黙れ」




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