🌌第ニ幕:龍馬と宇宙人、奇妙な連帯
宇宙人: 「オレら未来の宇宙人、過去で斬られても平気!過去を書き換え、何度も復活、Yo yo yo !何度も復活、Yo yo yo !!」
見廻組:「また来たんか!しつこいなぁ!どんだけリョーマ好きやねん!もうええ、、」
🗡️ズバッ!宇宙人3人、豪快に斬られる——が、裂けた体が分裂して増殖。ザシュ!と斬ると、それぞれが復元されて同じ姿の個体がもう1人増える。ザシュ!ザシュ!またも見廻組が斬りつけ、7体が10体に…それが20体にとどんどん増える。
宇宙人(分裂しながら)
「ぎゃーーー!!分裂するーー!!」
龍馬:「おもろいのお、斬ったら倍になるがか!これはまっこと愉快な生きもんじゃ。わしが1人もらうきに!」と笑い、龍馬も宇宙人を切って増やしてペット化する。
宇宙人:「オ願イ…マッテ…我々ハ…オモチャジャナイ……!」
見廻組(目がギラつく):「やばいやん!こいつら増えるんや!最強ちゃうん?鍛えて使えば、薩長なんか目やないで!」
手当たり次第に宇宙人を捕獲する見廻組。斬られても死にはしないが、相変わらず弱い。
龍馬
「おまんら、待たんかい!これぁわしが飼うきに、軍勢に使うちゅうは、あかんがぞな!おまんら、使い方が乱暴じゃきに!中岡、おまんもなんか言えや!」
中岡(鉄矢)
「見廻組の皆さん!人という字は、人と人が支え合うちょる字ながじゃ。人は(宇宙人じゃとて)使うもんやない、支え合うもんじゃき。心通わせるが大事ながよ!」と現代に戻るタイミングを逸した武田鉄矢。憧れの龍馬と歴史の大舞台に立っている。興奮する、血が騒ぐ、大笑いしたくなる。
龍馬: 「中岡、よう言うた!」
宇宙人も龍馬の影に隠れて「よう言うた」と唱和する。
『けんど、おまんら何でそねえに弱いがや?なんか武器を持っちょらんのかえ?』と宇宙人を呆れて眺める龍馬、オリジナルの宇宙人の腰で揺れる拳銃に目が止まる。『持っちょるじゃないか、、』と龍馬が宇宙人の拳銃を掴む。
「おまんら、手荒な真似はいかんぞな!」と見廻組に宇宙人の銃を構える龍馬。
「龍馬さん、不味い」と狼狽える宇宙人。
「大丈夫ぜよ、拳銃の使い方は知っちょるきに」と龍馬。
バーンという大音量、ゴゴーという地響きとともに畳の床ごと崩れて倒壊する近江屋。
龍馬: 「たまるか〜!なんじゃ、これぁ?」
宇宙人: 「護身用のものですが、それでも地球上では破壊力が大きくて使うのを躊躇っていました。やっぱり使わなくて良かったです。」
龍馬: 「凄えぜよ!わしがこれを持っちょったら、攘夷なんぞいらん、幕府とか薩長とかも関係ねぇ、皆で話し合えるかも知れんぜよ!」
⚡ その時、パチパチ…と未来の扉が開く
AIはじめくん登場(無感情ながら高潔なトーン)
「介入開始。私は“はじめ”。人類の歴史の美学を護る者。」
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