第2話 彗(けい)ちゃんの詩的表現 もものサングリア
〜
白い葡萄酒を ガラスの器にそそぎ
はちみつの金糸を ひとすじたらす
ブランデーの琥珀が 静かに波を染め
そこへ 桃の花びら(果肉)を浮かべる
薄く切ったレモンとオレンジが
陽のかけらのように沈み
ミントの葉が 緑の風を呼ぶ
冷やして待つ間にも
香りはゆっくり 夏の色をまとい
やがて氷の上にそそがれ
泡が立ちのぼると
グラスの中で 小さな祝祭がはじまる
〜〜
もぅ、彗ちゃんにはかなわないなぁ〜
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます