リビー「メイ様。これからは、何が起きてもビガン国に戻ることだけを考えて下さい。分かりましたか？」

メイ「分かったわ。ディルに…みんなに会いたい。」

リビー「はい。私や私の部下は、メイ様を無事に連れ帰ることに全力を尽くします。だから、決して立ち止まらないで下さいね。」

メイはコクリと頷いた。

コンコン……コン、ココン……

その時、部屋の扉を少し変わったノックをされた。

リビー「部下の合図です。行きます。」

リビーの言葉に、メイは手を握りしめた。

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