第21話 媚薬③
リビーが戻って来ると、エイベルはリビーと反対側に体を向けた。
エイベル「……はぁ…はぁ………近寄らないでくれ……。」
リビー「強い媚薬が使われていました。処理致しますから、お任せ下さい。」
エイベル「あなたに……そんなことを……はぁ…はぁ……させられない。」
リビー「私のことは気にしないで下さい。」
エイベル「し、しかし……うぅ………。」
リビー「以前メイ様にも話したことですが、私のような者にとって、男性でも女性でも処理するのは簡単なことですから。」
ニコリと微笑みながら、リビーはベッドにいるエイベルに近寄っていく。
エイベル「リ、リビー………。」
リビーはベッドに登ると、エイベルの上に馬乗りになる。
リビー「エイベル様…楽になることだけを考えて下さい。チュッ。」
リビーはエイベルにキスをする。
エイベル「………すまない。」
そうして、エイベルはリビーに身を任せた。
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