第13話 12話の続き

しばらくして戻って来たディル。


ディル「フローズンマルガリータ?」


メイ「うん。レイが作ってくれたの。初めて飲んだけれど、美味しかったわ。」


ディルにも、微かに微笑むメイ。


ディル「そうか……それは、よかった。レイ様、ありがとうございます。」


レイ「礼を言われることじゃないさ。」


ディル「メイを元気づけようとしてくれたのですね。」


メイ「?どういうこと?」


ディル「フローズンマルガリータの酒言葉は、“元気を出して”という意味だ。」


レイ「ディル、知ってたのか。」


ディル「えぇ。」


頷くディル。


メイ「そうだったの………ありがとう…レイ。」


レイ「どういたしまして。ディルも戻って来たし…さぁ、僕は戻るよ。おやすみ、メイ。」


メイ「おやすみなさい。」


そうして、レイとガイは部屋から出て行った。


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