人生を→「初めから始める」
季節めぐる
第1話「初めから始める」
あぁ…ゲームのようにこの「人生」をはじめからやり直したいなぁ‥‥
いつものように朝が来る、いっそのこと朝など来なければいいのに
起きてしまったものは仕方ないので適当に時間をつぶし
母親に飯だと呼ばれるのを待つ、数十分がたったころ
母親に呼ばれる、飯だと呼ばれたから行ったのだが
俺の分の飯はない、自分で用意しろという事なのだろう
ココだけ見ればひどい親に見えるが。実際は全然違う
普通にいい親だ今は俺があまり飯を食べれないので
食べれるものを食べろという気づかいだ案外うれしいものだ
今日は夏休みという事もありやることがない
そうしてなにもしないまま夜になった、
…なってしまった…
私は夜が大嫌いだ忘れていたものを思い出すから
「いやな部活」「めんどくさい人間関係」「希望のない未来」
そんなことを思い出してしまう、
「あぁ人生をはじめから始めれればいいのに…」
そしてしばらく苦しんで眠りについた。
あれ?ここは、どこだ?なんとなくここは夢という事が直感的にわかる
めずらしいなこんなにリアリティのある夢なんて、
今は見覚えのない部屋にいる、感想としては薄汚い
それだけだった、夢と分かっているからかなぜか冷静だった
その部屋にはパイプ椅子、テレビ、ゲームのコントローラー、詩?があった
それ以外に目立ったものはない強いて言うなら少し騒音がするくらいだろうか
一番存在感のあった詩?を読んでみた。
一度起きたことは変えられない
この断りに逆らうのなら大きな「代償」を払う。
仏の顔も三度までそれ以上はおおきな「代償」を払う。
と書かれていた少し気味が悪いなと思いすぐ目をそらした
「代償」という言葉が少しめんどくさいなとも思った
テレビは電源がついていた、古いものなのか画質が荒く、正直汚い
俺はなんとなくコントローラーを持ってみた、「普通」のコントローラーだ
よくあるテレビゲームのコントローラーだ
とりあえず真ん中にある「スタート」ボタンを押してみた
音質の悪いbgmが聞こえてくる音は極めて小さい
セーブデータが3個あったそのうち2個はデータが入っていた
どちらとも俺の名前「?????」と書いてあった
こんなゲームしたっけ?と思いながらセーブデータ2を開く
→「初めから始める」
「続きから始める」
なぜか俺の手は勝手に「初めから始める」を選択していた。
だが少し怖くなりその画面を閉じた。
セーブデータ1を開いたその瞬間少し恐ろしい音楽?が流れ
データは消えてしまった、なぜかは知らないけれど俺は、「安心」した
そう何でかはわからないけど「安心」したそんなことを考えてるうちに
セーブデータ1は消えていた。僕はとりあえず
セーブデータ2を開き、「初めから始める」を選択した
決定ボタンを押すと…
既存のセーブデータを消し新しく「人生」を始めます
元のセーブデータは消えてしまいますが本当によろしいですか?
(セーブデータの復元はできません)
→「はい」 「いいえ」
そこでやっと気づいたこのセーブデータは「僕」の人生だという事に
ここで「はい」を押したら人生は新しく始まるのか、
少し…ほんの少し…ためらった、いつもあれほど人生をやり直したかったのに
いざやり直せるとなると少しためらう、でも‥僕は「はい」を選択してしまった
すると周りはまばゆい光に包まれ「僕」は気を失ってしまったのだった…
「この選択が絶対にしてはいけないことだったと僕は
覚えてな・・・・・・・」
暫くして目を覚ましたここはどこだ?見慣れない場所だった
そしてきずいたいつぞやの幼稚園だった、
ふむ、僕は「初めから始める」と幼稚園からなのか
多分物心を覚えたころからなのだろうと直感する
「また」なぜか冷静だった。懐かしいなぁと思ってその違和感に気づく
なぜか空気が重く先生周りの子は泣いていた、先生が一言つぶやいた
「私が…目を離さなければ…」
そこで悟ってしまった、いや、予想は外れているかもしれない
そうであってくれっ!!!
おれのそんなはかない祈りは叶うこともなく、
俺の、「初恋の人」が死んでいた…
俺はなぜかその光景に見覚えがある‥‥・
おかしい、俺がその人を好きになったのは小学生の頃の
幼稚園では死んでなかった、何かがおかしい
何かが「前」と変わっている‥・・・
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