第3話 「とある参加者の記録(主婦)」

パート仲間の3人で集まって登録した

運よく同じ業務に就いた

後方から物資を運び込む仕事


カートを使った支援だけだった


荷出しは前職で慣れていた

どんな大量の荷物も3人がかりでなら動かせた


私たちは安全な後方に回された

いつも通りカートに物資を乗せて新規のダンジョンに入った


入って数分

巨大な「何か」にカートを横転させられた


カートについていたランプは救難信号だと思っていた

残り時間を知らせるためのタイマーでしかなかった


物資は守られていたが、私たちは守られていなかった


仲間2人の首が目の前に転がった


次は私

次は私

つぎは…


『信号が途絶えました』

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