新たな仕事装飾品作り

ダンジョン内 調理場


被鮫は料理をしてた。


ジュージュー


「ほい あおがりよフレンチトースト。」


「わぁい でわ んんん♡ おいしいー」


「ウミャーイイィィ!」

ゴブリンとヴィーノが美味しそうに頬張る。


「よく飽きないね毎日食べて、俺なんか昔朝飯にずっとシリアル食べてて今では見るのも嫌なぐらい飽きたぞ。」


「だって被鮫さんの料理おいしいんですもん。」

「ソウダゾ ゼンブ ウマイゾ」


2人が褒める。


「あんがと」

「いえいえ事実だもん、被鮫さんは料理やポーション作り得意と言うか物作りが得意ですよね、学んでいたんですか?」


「料理が得意なだけだ友達が兄弟多くて、遊ぶついでに世話しててそれで料理する機会が多くて。」


「ポーションは?」


「スキルと転移ボーナスだより。」

「そうなんですねちなみにスキルレベルはどれくらいですか?」


「どっちも6LV」

「へ なんて?」

ヴィーノが聞き返す。


「6LV」


「いっ一応聞くんですけど被鮫さんが元居た世界で既にレベル高かったり?」


「しないね、そういうレベルとか存在しない世界だったしこっちに来て1LVから始めた。」



「この短期間で6LVはおかしいですよ!?」


ヴィーノが驚く。


「そんなにか?ヒイロ...昨日一緒にダンジョン来たやつなに言った時そこまで驚いてなかったぞ。」


「そのヒイロ?って人に自分のことなんて言ったんですか?」


「あーなんかお前らが貴族ってことにして、俺はお前らに命令された奴って伝えたな。」


「それ多分被鮫さんの事を若くから働いてる貴族お抱えの料理人だったりと勘違いしてますよ。」


「そうなのか」


「と言うか調合術は毎日たくさん作ってて倍率は分かりませんが転移ボーナスもあるのでレベル高いのはまだ分かりますが、何で料理スキルもLV6何ですか!?」


「やっぱり 毎日3食作ってるからじゃない?」

「だったら全ての主婦がLV MAXのLV10になってるはずです!何か心当たり無いんですか?」


ヴィーノが声を荒げる。


「んー あっ、そういえば職業のやつで料理人があるんだがこれが成長速度高めてるとか?」


「それです! 生産職業!対応したスキルの成長速度を早める料理人だったんですね... いや前見た時空欄でしたよねいつ料理人になったんですか?と言うか何で聞かなかったんですか?」


「いや 聞いた時無視されたからそんなに重要な事じゃ無いと思ったんだよ。」


「そうですか じゃあ 今説明します、職業は2つあって戦闘職と生産職があります 戦闘職はそれに基づいたスキルとステータスが上がりやすくなるものです、あくまで上がりやすくなるだけなので後衛職でも前衛貼ってる人とかいます、そして生産職は一部を除きその職業じゃ無いと入手できないスキルがあったりします、あとこれも同じく対応したスキルのみのLVが上がりやすくなっています、生産職で有名な限定スキルは錬金術や鍛治 エンチャントですね、料理人は料理スキルが上がりやすいだけで特別なところはありません。」


「へー よく知ってるんだなこう言うのは大体ダンジョンコアから聞いてたから何か新鮮。」


「まあ 私も勉強してるのでね、職業は1番最初に699に教えてもらいました。」


「ほーん」

そしてヴィーノが思い出したように言う。


「699と言えば被鮫さん呼ばれていますよ。」


「おっまじ 何の要件かわかる?」


「確か通路が地味だから装飾作りでアドバイスが欲しいとか何とか。」

「了解 じゃ いってくるわ。」

「いってらっしゃい」


被鮫が調理場を離れダンジョンコアに会いに行く。


トコトコ トコトコ



ついた先では ゴブリン達とヴァンパイア、ゴブリンジェネラルが粘土や木の枝や羽など様々なもので装飾品作りをしてた。


「おっす 呼ばれてきたよ」


「おお被鮫かでわ早速装飾品作りを手伝ってくれ、物作り得意だろ。」

「物作りと言うか料理が得意なだけだ。」

「まあ被鮫は料理とポーション作りしか取り柄がないからな、戦力にもならないし。」


「何だとお前!」

被鮫とヴァンパイアが言い争いをする。


「お前ら喧嘩はやめろ口より手を動かせ。」


そう言われ被鮫はヴァンパイアに手を出しヴァンパイアはそれを防御し反撃する。

「オラァ」 「ぐっ オラァ」


「被鮫、ヴァンパイア、貴様ら喧嘩で手を出せって事じゃないぞ。」

『でも(だが)こいつが!』

「でも、だが、じゃない装飾品作りをしろ。」


「チッ はいはい 了解」 「分かりましたダンジョンコア様。」


2人は喧嘩を辞めヴァンパイアは装飾品作りの続きに取り掛かり、被鮫はどんな物を作ればいいかダンジョンコアに聞いた。



「装飾品っつても何作ればいい?」

「ああ ゴブリン通路には花がないからな、入り口にゴブリンの石像をDPで設置するから壁に飾るものだったり壺や陶器などを作って欲しいのだ。」


「了解 陶器や壁にかける装飾品ね、じゃ...何作ろう。」


被鮫は立ち上がりみんなが何を作っているかを見る。


(ゴブリンは半分は壁の装飾でもう半分が壺ね、ゴブリンジェネラルは大きな陶器を作っててヴァンパイアは壁の装飾品か、まああいつに勝ちたいし俺も壁の装飾品を作るか。)


「オッケー何作るか決めたぞ。」

「ナニツクルノ?」


「ドリームキャッチャーを作る!」


「オオオオオ..... ナニソレ?」


「夢を何か良くする...んだっけ悪夢を消すんだっけ?まあ何か夢身がよくなる道具だ。」


「オオ スゴイ マドウグカ」

「魔道具かは知らんがただの迷信だよ、まあでも装飾品としてはいいもの何かかっこいいからなじゃ作るか。」






「まずは輪っかの部分だがここは粘土を輪っかにして完成。」


「それを石窯に入れて焼くんだぞ。」

ヴァンパイアが助言する。

「了解 じゃあ焼いてる間に輪っかにつける羽の部分を作る、ビーズとか使いたいけど無いから接着剤代わりに用意されてる木の樹液を丸い形で固めてビーズ代わりに使い、鳥の羽と組み合わせて、羽の部分完成!」



数時間後


「おーイ ミンな いシかまデやきオワッタぞ」


「そして出てきた輪っかの中にとりあえず星型になるように糸を通して、下の方にさっき作った羽根をつけて、ほい 完成 ドリームキャッチャー!」



「ふん それがお前の作品か 見よ私のコウモリの装飾品を!!」


ヴァンパイアがコウモリの形をしている壁にかける粘土でできた装飾品を見せつける。


「私は元々長い間コウモリの姿だった、コウモリの造形は私が1番わかっている!」



「フタリ トモ ジョウズ デモオレラモ イイモンツクッタ」


ゴブリン達は各々自分が作った作品を見せつける。


「おおーいいじゃん 良く陶器とか壺なんて作れるね。」


「へへ ドヤァ」



「おレのも ミロ」


ゴブリンジェネラルは自分が作った大きな壺を見せる。


「おおおでっか ゴブリン1人なら入れるんじゃ無いの?」


「中々だな」

2人が褒める。


「皆んな完成したなら飾り付けに行ってくれそれが終わったらもう一度作った後に通常業務だ。」


「了解」「かしこまりました」「ワカッタ!」「はイ」








「ふぅ 飾り付けもこんなもんかな。」


「ふっ お前はそこに置くのか、なら私もそこに置いて格の違いを見せてやろう。」


スッ

ヴァンパイアが自分の装飾品を被鮫のドリームキャッチャーの隣に置く。


「装飾品の位置が偏るから辞めろ。」

「辞めない」


「チッ」








皆んなが装飾品を設置し終わり皆んながまた装飾品を作る。



「次は壺でも作るか、こう言うの小学校の図工以来だな。」


「おい 被鮫貴様私と被せるな。」

「被せてねぇよお前が被せんな。」

「いや貴様だ!!」


「いいや お前だね」


「けんカはヤメてひサメセンぱい ラスぼすせんパイ」


「チッ わかったよ」 「ヴァンパイアだ」



2人は壺作りを始める。




クルクル クルクル









「できたじゃああとは模様を木の枝で描いて、石窯入れる。」


「私も入れるからどいてくれ。」

ヴァンパイアが自分の作ったコウモリ模様の壺を石窯に入れる。



数時間後


「でキたぞ ツボ」


ゴブリンジェネラルが皆んなの作品を取り出す。


「おおいい感じにできたわ。」


「私のは模様がうまく焼けたぞ見ろ。」


ヴァンパイアが見せつける。

「ほーん いい感じじゃん。」


「でしょう」


「オレラモミロ」

ゴブリン達が自分の装飾品を見せる。


「いいじゃん良く作れてるよ。」


「ヤッター!」

「じゃ飾り付けに行くか。」

「そうだな」



被鮫達はゴブリンの通路に向かう。




トコトコ スタスタ




「うーん この辺何もなくて寂しいから俺の壺はここに置くか。」

「寂しいなら特別に私が孤独を埋めてやろう。」


そういいヴァンパイアは自分の壺を被鮫の壺の隣に置く。


「そう言う意味じゃねーよ てか偏るから置くなって。」

「ふん」


ヴァンパイアは自分の壺と被鮫の壺を少し地面にめり込ませ動かせなくした。 


「おい やめろ、んんー 動かせねぇじゃねーか。」

「じゃあ私は日課のスキル上げに特訓に行くから、被鮫もポーション作りや料理をしときな バイバイ」


スタスタ 


「おい まて、んんー くっそマジで動かねえ、あいつ力強すぎだろ確かに筋力700ぐらいあるけどさぁ。」


「おい貴様置き終わったのならポーション作るをしろ。」


「うわっ びっくりしたダンジョンコアいつの間に。」

「あと少しで次の3体目のボス召喚用のDPが貯まるのだポーション作るに移行しろ。」


「はいはい 了解じゃ 作りますか。」







ゴリゴリゴリゴリゴリゴリ











────────────────────────────────────

ゴブリンジェネラル


ゴブリンの通路のボス ゴブリン→ホブゴブリン→ハイゴブリン→ゴブリンジェネラルと言った順番で進化するゴブリンの上位種


性格 礼儀正しく 序列を大切にする別種だろうが赤子だろうが下級種のゴブリンだろうが被鮫だろうが先輩なら礼儀正しくする


後輩には頼られる先輩になるように努力する


多分出番はほとんどないから忘れてもいい



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