第3話

最近、穂花ちゃんの様子がおかしかった。

メールも返信こないし、大学にもきていない、体調でも悪いのかな?

亮介に相談してみると「わからないけど、家でも行ってら?知ってるだろ」

と言われた、久しぶりで緊張するけど仕方ない、心配だし行ってみるか。

そうして彼女の家に向かう事にした。


ピーンポーン

そんな音が鳴り響く。かちゃりと音がしドアが開いた。彼女が布団に包まったまま

出てきた。「入って〜」といつもの口調でいうが、何処となく「恐怖」に染まって

いるような気がした。

彼女が「どうしたの?」と聞いて来た、「心配で、最近大学来れてないし」と返す。

「体調不良で…」というが、違和感があった。

どうしても気になり、少し強めに問いただすと、彼女は震えながら答えた。


飲み会の後あったこと、男性恐怖症で外にも出れないこと、自分の体がとてつもなく、汚れていて気持ちが悪いこと、そして、今の自分は僕に合わせる顔がないこと。

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優しい彼氏 @monogatarisyoshinnsya

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