第11話 卵

卵にヒビが入り、中からUMが出てくる


ヒスイ「あ…あれは…!」


ーーー時はさかのぼり、720年頃ーーー


トリー「伊弉諾卵を転送する。」


卵は台に大切においてある


UMが時空を開くと、フワッと卵が浮き上がる


瓦礫が飛び交うのを防ぐため、守り神であるフウジンが瓦礫を退ける


そこへ子供のUMが邪魔をしに来る


フウジンと共に守り神であるライジンが雷を撃つが、子供の体が小さく、時空に当たってしまう


そこで大爆発が起きてしまう


トリー「タイム!時空の軌道の確認を…!」


タイム「ダメだ…!ズレてる!現世にある覚醒石が全て揃えば時空が開くようにしか…!」


トリー「それでいい!未来へ伝説を繋いでくれ!」


ーーーーーーーーーーーーー


ヒスイ「…4つ目のウェイキングストーンの持ち主…!イザナギ様!」


イザナギは無言でウェイキングストーンを手に取り、静かに言う


イザナギ「…ウェイキング…変幻自在」


ヒスイたちと共に姿を変える。


ヤタはすぐに守りにつく


イザナギの4つの手は槍となり、周りにまとわれる。


イザナギは槍を飛ばすが跳ね返されてしまう


クラウン「…空間に雷が当たって爆発が起きた…つまり俺がまたあの空間に当てればタイガロンごと…!」


スイがクラウンに叫ぶ


スイ「クラウン!危ない!」


クラウンはその声を聞き、瞬時にしゃがむ


そこにはクラウンのことを攻撃しようとしたキュウマとキュウマの王、「オーマ」がいた。


マドラン「…!あれ…キュウマの中で一番権力が上のやつだ…!」


マドランの力が段々抜けていく


マドラン「…ごめんね。何も守れなかったみたい」


マドランは手に金具を装着し、目から光が消える


オーマ「…くそ…逃したか…まあいい。こいつだけでも貰っていく。」


オーマはそういい、キュウマにゲートを開かせる。そのゲートはキュウマの世界、キュウマワールドに繋がるゲートだ。


クラウン/ヤタ/スイ「待て!/待って!」


3体のUMはゲートへ滑り込んで入っていく


ゲートは次第に小さくなっていき、閉じてしまう。

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