作中の彼女に可愛い服を着せてあげたい。でも、名前がわからないんだよ……
- ★★★ Excellent!!!
最初の解説を見た瞬間、「うわ! 『あるある』だ!」と心を揺さぶられました。
小説とかで描写したくても、「これ、名前はなんて言うんだ?」という事態に陥ること。
女性が着る服だってブラウスとかスカートとかの他、具体的にどう表現すればいいだろうかとか。「結局わからないからワンピース着せとけ!」とかいう結論に陥った経験のあるお方も多いのではなかろうか。
アニメとか見てて、ヒロインが着ている服かわいいな、とか思っても、それを小説の上で伝える術がわからない。「だから結局いつもいつもワンピースしか着せられねえよ!」とか「Tシャツとショートパンツにしとくか。……って部屋着かよ!」とかいうジレンマが発生することもある。
本作はそんな「描写の悩み」にも切り込んだエッセイとなっております。
悩んでいるのは自分だけじゃない。そして本エッセイを読むことで、多少は「あの衣装の名前ってこういうものなのか」というのを知ることもできるかもしれない。
とりあえず、服の名前がわからないからと言ってデパートの女性服売り場で解説なんかを見るのはやめておけ、と全力で言いたいです。「彼女さんへのプレゼントですか(ニコッ♪)」みたいなことを言われて気まずくなること請け合いだから……。