詩と美少年の国、悠久のイランについて知ろう!

日崎アユム(丹羽夏子)

はじめに ~ペルシア帝国ってイランだったのか……!?~

 この作品のこのページを開いてくださったあなたに質問です。


 この作品を読もうと思ったきっかけは何ですか?


「イランって、トランプに名指しで悪の枢軸国って呼ばれてる国だよね」「この前イスラエルに爆撃されてなかった?」――アンテナが高いですね。現代国際政治について一家言をお持ちかもしれません。いつもXで140字ぎりぎりでオタク特有の早口ポストをしているふざけたやつの国際政治論を聞いてやろうじゃねえか! というお気持ちをお持ちの方、たぶんご期待に応えられません。ご了承ください。


「いいから美少年の話をしろ、美少年の話をするって聞いたから開いてやったんだよ」――次のページでするからちょっと待ってくれ!


「カクヨム夏の毎日読書チャレンジに参加しているので、何でもいいからたくさんエピソード数を稼がないといけない」――選んでくれてありがとう! そんなあなたのためにたかだか数千字のエッセイなのに5話に分割してみたよ! その上でなんだけど、もしよかったら、私の作品一覧には375エピソードある『蒼き太陽の詩』という超長編小説もあるから、ぜひ読んでみてね!


「ていうかイランってペルシア帝国があった位置にあるんだ、知らなかった」――そういう人向け!! この作品はそういう人向けです!! この続きを開いてください!!




 カクヨムユーザーの皆様にとっては、ペルシア帝国は馴染みのある国なのではないでしょうか。

 だってカクヨム公式discordラジオではるかかなた太古の時代にカクヨム公式編集部員の方々が「アルスラーン戦記みたいなやつが読みたい」って言ってたもん。

 アルスラーン戦記、皆さんご存じですか? 銀河英雄伝説で有名な田中芳樹先生が書いた長編ファンタジーです。パルス王国の王子であるアルスラーンが西から攻め込んできた怪しげな国ルシタニアと戦ったり戦わなかったりしながら黒衣の騎士ダリューンと天才宮廷画家(笑)ナルサスをはじめとする忠臣たちの協力を得て王様になる物語です。

 このパルス王国のモデルが、6世紀にイスラーム勢力が登場するまで中東で繫栄していた大帝国、サーサーン朝ペルシアなのだそうです。

 つまりカクヨムユーザー(クソデカ主語)はサーサーン朝ペルシアについて詳しいということで、この続きは私がイスラーム帝国となったイランについて説明させていただきましょう――






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