求めているもの

頼んでいた飲み物が来てくれた。正直言って逃げられる時間ができたのでありがたかった。

「湊人て、いつもそう来るよね。困ったら答えを求めてさ。それが違かったらどうするの。」

当回しに過去の事を刺されているような感じがした。ちゃんと答えを出さなかったから今こうした関係がなっている。

「突き放した事を怒っているなら。謝る。」

「そいういう事じゃなくってさ。まあいいや。時間もたっぷりあることだし。」

時計を見ると一時間ぐらいしかたってなかった。体感時間もう夕方になっていいと思っていたが実際はそれくらいしかたっていない。

「そうだ暗い話より明るい話しようか。最近面白いことあったの。」

突然話題が変わった。しかし声は未だに何かを求めている声だった。

「特に何にも誰かのせいで不調だけれども。」

「そっか私は楽しいけれ反面少し悲しい感じかな。」

きっとその悲しいと感じる原因は少なくとも自分にあると考えている。自由奔放が過ぎて最後に急に終わりにして多分傷をつけていた自分が見えてきていた。

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