ベスの備忘録 -師匠暴走-編

あいべ・そう

このたびは『ベスの備忘録－お試し編－』をお手に取っていただき、誠にありがとうございます。

本書は、本編『ベスの備忘録－背中を押してくれたおじさん編－』に収録しきれなかったスピンオフをまとめた特別版です。

帰国子女のベスが、日本で営業に行き詰まったときに出会った――ちょっと不思議な営業マンOさん。そのエピソードをもとに、ベスが営業として成長する姿を描きつつ、

行動経済学・経済学・そして少しだけ心理学のエッセンスを、物語の中に自然に散りばめました。

一般的なビジネス書でもなく、単なる小説でもない――

“読むだけで体感できる”、ハイブリッド・コンセプトの作品です。

巻末には、Oさんの言動や行動を「行動経済学・経済学・心理学」の視点から分析し、

物語のどこでどんな理論や手法が使われているか、その解説も掲載しました。

楽しみながら学べる（かも!?）――

そんな“とんでも珍道中”の一冊。

ぜひ、『ベスの備忘録』の世界観を味わっていただければ幸いです。

作者あいべ・そう

もし会話の端っこに「w」とか「ww」とか付いていたら、

それは“笑顔のサイン”なんです。

ちょっと陽気な気分だったり、照れ隠しだったり。

たまに心の余裕ゼロで“w”も出ないときもあるけど、

その時は…まあ、そっとしておいてほしいかも。

それと、本書の台詞の頭の名前（Character tag/柱）は、

ベスの“その時の気分や関係性”で呼び名がコロコロ変わります。

敬語だったり、あだ名だったり、唐突に英語まじりだったり…

「そういうもんか」と生暖か～く見守ってやってくださいw

－ベス－

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