第3話 やっぱり東京が好き(2)イマーシブ・フォート東京

ディズニーランドには、実は入るまでに何度も荷物検査を受けました。

手荷物を置くロッカー探し、自販機探し等で手荷物検査を受けなければならないエリアを出たり入ったりしてしまったようで。

何度も受けるの、恥ずかしかった……。


そうそう、最後にシンデレラ城に行こうとしたら、プロジェクトマッピング開催中で入れず、心を残して帰路に着きました。残念。


帰りはホテルに直通のこれまたリムジンバスのお世話になりました。疲れている時の直通は、これまた有難い。


二日目は『イマーシブ・フォート東京』、『ラムセス大王展』に行きました。


イマーシブ・フォート東京、開設当時のお披露目ニュースで知ってから、これもとても行きたかった観客と演者さんの境がない演劇です。


ちょっとだけストーリーに参加できる場面もありますが、その他大勢のモブになるって感じですね。


選んだのは「ザ・シャーロック~ジェームズ・モリアーティの逆襲~」。


シルクハットのシャーロック、犬になったシャーロック、武闘派のシャーロック、薬物依存になったりもしたエレメンタリーのシャーロックなどなど、数々のシャーロックを観てきた私。


シャーロック好きは見に行かないといけないじゃないですか!


この作品、登場人物の誰でも追っかけられてストーリーを追えるという仕様。

しかし! まあ、役者さんの誰もが移動するスピードの早いこと早いこと!


階段を何度も駆け上り、そして下り、部屋という部屋を追いかけ、全くと言っていいほど運動をしていない私は喘息の発作が出るかと思うほどに息がきれました(笑)。


やっと追いついたと思ったら事件終わってたりして、「ほえ?」となりました。次回までに足鍛えなきゃ。二部構成で休憩時間もあり、お水も飲ませてもらえました。


そんなこんなで二時間もあっという間。

街の人になった気分で過ごした劇中、事件の側面をどの程度知ることができるか、それによってストーリーの全容がどこまで分かるか、それはキャラクターの誰を追いかけたのか、が鍵になるのでしょうね。


ホームズと同じように推理したい方は、やっぱりホームズ本人を追いかけることをお勧めします。


終劇後、歓談スペースでお隣にいらした方たちが、結局誰が犯人だったのか、それはどうしてという内容の会話をされていたので、よく分からないまま観終わってしまうこともあるのかも?


でもそれは言い換えれば、次回また観る楽しみがあるってことですよね。リピート率も上がりそう。


その方たちも「とても楽しかった、また来よう。次は誰についていこうかな」と楽しそうにしていらしたので。


勿論私も、また観にいきたいです。

あのベイカーストリートの住人の一員として、再び過ごしたい。

そう思わせるひと時でした。

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