第2話
ピピッ…ピピッピ…と目覚ましがなる。
陸は眠い目を擦りながらゆっくりと布団をどかしベッドから降りる。
「ふあ~~、今日は特に何もする事はないな智に電話して暇か確認するか」
陸は着替えを済ませて冷蔵庫から水を出し、コップに注ぎ1口飲む。そのままコップを持ってテレビの前に座り智に電話する。
「あーもしもし、智今日暇?暇なら遊ばないか」
「あー暇だぞ、じゃあ高見神社の前で待ち合わせるか」
「了解、じゃあまた後で」
電話を切り戸締まりをして家から出る。
「智久しぶり」
「あー久しぶり」
電話ではよく話してたが会うのは1月ぶりだったので軽く話す。
「やっぱりまだ奈那の事を気にしてるのか?」
「まあさすがに忘れられないよ」
陸はぎこちなく笑う。それを見た智はまあ気にするのは分かるがいつかは前に進まないとダメだろ。と強く陸に言う。
「分かってるよでもまだ奈那の事を思い出しても良いだろ」
陸は力なく智に言う。
「まあお前の事だから良いけど、でもちゃんと前に進めよ」
その後、智とゲームセンターとかに行き少しだけ奈那の事を忘れ遊ぶ事が出来た。
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