第3話 これ、地球か………?
-----------------------------------------------------
意外と色々かけてきたので3話目(実質4話目)投稿だー!ストックが目減りしています。
列車が俺を呼び戻そうと…………ごめん美月!
-----------------------------------------------------
はい、俺の出産からおそらく半年、ということで分かったことを整理するぜ!
まず俺、名前は「テウス」である。
神の名からとったような名前だが偶然っぽい。
見た目、銀髪黒眼(推定・鏡でちらっと見えただけだ。まだ定かではない。)
目の色が受け継がれなかったのはなぜだ?突然変異?
次に親、名前は、母は生まれた時からわかっていたが「テーゼ」、父は「ラウス」である。
まあ十中八九俺の名前はテーゼとラウスを組み合わせたものだ。
安直だなぁ、いや気に入っているけれども。
ラウスはよく村の外にある山で動物を狩ったり山菜を取ったりしているらしい。
あと農作業もしていた。そのうち手伝いもやらされるのかな?めんどい………
この時点で地球じゃないとほぼ確定した。綺麗な山残ってる場所なんかもうないからな。
どんな動物かは不明。山だしできても猪とかじゃね?熊は流石に無理だろう。
テーゼは子守役だ。俺のね。あと家事を全て一人で行なっている。
マジ尊敬ですわ。世紀末になってからわかったが家事はめっちゃ大変だからな。
最後、生活水準について。それなりに低い。科学が発展してない。木材の家。
多少食物は育てていることを加味しても低い。
本はあった。合計5冊。だが言語が違うらしく読めない。言葉は聞こえるのに……
1冊は地図だった。ので地理情報を説明する。
大陸は南側に一つ、北側に一つ、その間に一つの計三つらしい。
小さい島がその東西に何百個もある。住んでいるところはわからない。
でも見たことのないことはあった。たまに青いスクリーンを出現させて操作したり、
手から火を出したりしていたのだ。
来たーーーー!!である。「魔法」ってやつかな?魔法ってやつだな。
ワクワクするなぁ。ひとまず試す。
「ステータスオープン」
つぶやいてもダメ、だと……まあ父さん母さんが出す時は何も言ってないし予想はしてた。
じゃあどうやって出すんだ?まだ子供だから条件を達成してない?んー………
さっぱりわからん。そもそも実例が少ない。もっといろんなものを見ないと考察できない。
今俺にできることは持ち出した本を読んで言語を解読すること。
言葉だけで伝わっている神話とその本から文字ごとの共通点を見つける。
そこから言語を解読して確かめ、読み書きを覚える。
クソ面倒だがこれさえやれば他の本からいろんなことがわかるかもしれない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます