第十六回 恋愛物指南
では十六回目を始めよう。
実言いますと、週半ばから体調がよろしくなく、だましだましやってたんですけど、今日はついに仕事を早退してしまう始末。
このエッセイに昔書いた文章の流用が続いているのも、しんどさで頭回らず、ネタを考えるのが出来ないからだったりします。
そういう訳で、今回も流用だったりします。
あしからず。
今回のお題は『恋愛物』
どういう訳か、苦手にされている方が多い。
難しいとかって声聞かされると、頭傾げてしまうのですよね、なんで? って。
あんなシンプルな物、無いでしょ?
基本登場人物がふたり(異性、同性関係なく)いれば成り立って、想う想われるで済む話ですよ?
どこが難しいんだか。
こう言うとね「好きになったりする気持ちが書けない」とか「恋愛感情の表し方が難しい」とか、それらしい言い訳してくるんですわ。
……あにょ~、人物の心情描写なんて、初歩の初歩じゃ?
文字でしか登場人物を表現できない媒体で、心情が描けないって、あなたらいったい普段どんな物語書いているんですか?
背景ですか? 外見ですか? 行動……だったら普通感情と紐付けになりますよね?
あぁ、セリフだけですか、そうかそうか。
WEB媒体って、セリフ中心で話回すの多いですものね。
しかも、わざわざ地の文から切り離して、どのセリフを誰が言ったのかもよくわからない、キャラの表情も仕草も情感も読み手に伝えようとしない、それが物語?って言いたくなるようなのが(嘲笑)
空行多用してセリフを目立つようにするのは、わかり易くするための措置だってよく口にされますが、縦組みにしても、それ言えますか?
幸いカクヨムは縦組みにして読めますから、一度見てみるといいですよ。
思っている以上にスッカスカになりますから。文章も内容も。
あのね、お話ってのは、作者がわかってりゃいいだけものじゃないの。
読者が読んでわかって、それで出来上がるものなのよ?
んじゃ、話を元に戻しましょうか。
恋愛物が書けないという人は、複数の心情描写から、ただ逃げているだけ。
あと、恋愛描写をすることに照れがある、恥ずかしい。
自分の恋愛観なんかを大っぴらにすることに抵抗がある訳ね。
こういうタイプなんて言うか知ってる?
むっつりスケベって言うんだよ(爆)
人には言えないような恋愛観を隠し持っているってことですからね。
ま~大人しい顔して略奪愛? 不倫? キャーッ♡
……あのさ、改めて言うけどね、投稿サイトに作品載せてる時点で、すごく恥ずかしい行為ですよ?
ほら、自分の妄想をわざわざ小説なんて形にして、不特定多数の目に触れるようにするなんて、これが恥ずかしい行為でなくて何だってんの?
普通の人はしないよ、そんなこと。……あ、今はSNSでけっこうバカ晒してたりするか(爆)
……だからね、今更自分の恋愛観くらい晒したところで、大したこっちゃないっしょ?
趣味嗜好って性癖丸出しの
異性の事がわかんないとか言ったりするけど、あなたたち物語を、
そんなもん、ご自慢の想像力でどうにかしなさいよ。
想像できないっていうのなら、調べなさいよ、観察しなさいよ、勉強しなさいよ。
少しでもいい
好きなんでしょ、書くの? 好きなことなら努力できるよね?
じゃ、四の五の言ってないで挑戦しなさい。
異性がわからないなら、わからないなりに書いてみなさいよ。書いてみなきゃ、形にしなきゃ、それこそわかんないじゃない(苦笑)
書くことが好きって気持ちを、そのまま異性に置き換えてみるってのも、ありかもね?
内容的には前回と被ってるところもありますが、そこは大目に見てください。
書いたの、こちらの文章の方が古かったりしますので(苦笑)
という訳で一日一更新のノルマは果たした。
ではまた次回。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます