第四回 ブレイド・スナイプス

 さぁ四回目です。

 これまでよりもヤバい状況に陥ってますぞ。

 タイムリミットまで一時間もありません。

 かーなーり、危ない。


 なんでこんなになるまでほおって置いたのかつて~と、

 CSのムービープラスで『ブレイド』やってたんですよ。

 原語版か~、本当は吹き替え版の方が小気味よくていいんだけどなぁ~。でも、もう何年も見てないしな~、適当なところまでチラ見でもしようか~。


 ……なんてね、甘い考えでしたよ。

 我らが永遠の中二番長 ウェズリー・スナイプスの勇姿に目が釘付けになっちゃった。

 いやもう、見栄の切り方ひとつひとつが刺さりまくるのよ。

 絶対に楽しんでやってるでしょうってのが、画面からひしひしと伝わってくる。

 

 『ブレイド』って作品そのものが、中二男子のマインドに突き刺さるんですよ。

 主人公が人間と吸血鬼の混血。

 過去に血に囚われて道を外しかけるも、のちに相棒となる人物に助けられる。

 助けてくれた相手も、吸血鬼に家族を殺された過去があり、奴らに復讐を誓っている。

 手を組んで吸血鬼狩りを始めふたり。

 吸血鬼を倒すために手段は選ばないが、非常には徹し切れないとか、思わず「これだよ、これ」と膝を叩いてしまう。

 こういうの好きでしょう? と問われたら、全力でうなづく。

 うなづくしかないじゃないかっ(爆)

 

 そんな『ブレイド』ですから、ついつい見入ってしまってね(苦笑)

 しかも、続けて『ブレイド2』ですよ?

 そんなん、見るしかないじゃないですかっ(熱弁)

 ……で、ついつい見てたから危険水域な時間帯になってしまいました。

 ダメじゃん。

 

 実は『ブレイド2』、ちゃんと見たことなかったんですよ。

 『宇宙船』となんかの紹介記事で、なんとなくストーリーは知っていた気がするんですが、本編観賞は初めて。

 え、監督がギレルモ・デル・トロ!

 オイオイオイ、こりゃあ期待値上がっちゃうぞぉ。

 で、見た。

 お~、こういう内容だったのね。

 新種に王国に、敵対勢力との共闘、裏切りとわんさかわんさか。

 見る者を飽きさせない、楽しませようって気合がつまってましたわ。

 前作以上にスナイプス氏の見栄切りが決まってて、実にスタイリッシュ~。

 

 ごっついマッチョが、背中に日本刀背負って、もはやマントと言ってよい黒いロングコートを翻らせて見栄を切るんですぞ。

 しかも、ウルトラセブンの変身のように、戦闘前にわざわざサングラスを装着するルーティーン。

 これに燃えなくてどうすんのよ。

 

 あとね、見所であるアクションシーン。

 カットを実に細かく割ってて、メリハリが実に効いてた。

 やはりハリウッド、魅せ方には一日の長がありますなぁ。

 ああいうの見せられると、文字媒体は厳しいなって思わざるを得ない。


 あぁ、こそこそと書いてたら『ブレイド3』が始まってしまったぞ。

 文字数もほどほどありますし、今日はこれでいいか(自爆)


 いやぁ、アクション映画って、本当にいいものですね。


 ではまた次回。

 

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