最終話「バレーはギャグだ!青春だ!そして、友情だ!!!」**
ついに、全国ギャグバレー大会・決勝戦。
どん底高校の最後の相手は――
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対戦校:
闇バレー学園(ブラックスパイク高校)
・その実態は、「ギャグを捨てた者たちの墓場」と呼ばれる超暗黒バレー校。
・笑いを捨てた元・お笑いエースたちが再集結。
・かつてミライと組んで“ギャグ世界選手権”を獲った者も所属しているという……。
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司会のアナウンスが響く
「本日の決勝戦は特別ルールで行われます!!」
\\ジャン!!//
🎙️**「笑ってはいけないバレー」**
ルール:
・笑ったら即、得点没収+ペナルティ(電撃ラケットでお尻ペチ)
・審査員が“笑いを感知”したら即座にジャッジ
・カオス度が高いと“逆に減点”される、地獄ルール
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開始直前。静まり返る体育館。
イサム:「これ……本気でヤバいやつじゃん……」
トオル:「ギャグやるなって……じゃあ俺ら、何すりゃいいの!?」
田所:「無言で筋肉見せるしか……いや、それもアウトか!!」
春巻:「俺、息するだけで笑い取るんだけど!?」
⸻
相手キャプテン、現る。
👤キャプテン:影神 ソウヤ(えいじん・そうや)
・元・お笑い世界王者
・かつてミライの相方だったが、ギャグを封印し“勝利だけ”を選んだ男
ソウヤ:「笑いは無力。勝利こそ、すべてだ。」
ミライ:「ソウヤ……あのときのこと、まだ……」
ソウヤ:「……しゃべるな。“戦場”では、友情はノイズだ。」
⸻
試合開始!
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第1セット:地獄の無音ギャグバレー
相手は一切ボケない、笑わない、完璧な沈黙バレー。
それでも…どん底高校は——
ギャグを“抑えたまま”、全力でプレイする。
・イサム:奇跡のスパイクを“無表情”で決める
・田所:筋肉を「見せない努力」で封じる(逆に笑いそうになる)
・トオル:プリンをこっそり靴の中にしまう(※伏線)
得点は互角!笑っていない!観客もヒヤヒヤ!
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ソウヤの反撃
ソウヤ:「……ならば、こっちも“ギャグ封印解除”だ。」
\\ドン!!!//
影神ソウヤ、ギャグモード覚醒。
・高速ダジャレスパイク「メロンよりも〜メロンメロン!!」
・両手からハトが出る“ハトサーブ”
・ネットの上で回転しながら「ギャグカッター」炸裂!
ミライ:「アイツ……ギャグ、捨ててなかったのかよッ!!!」
⸻
第2セット:笑いの逆襲
試合中、どん底メンバーが耐えきれず笑ってしまう!
ペナルティ!お尻ペチ!得点没収!!
\\ピィィィィィィィ!!!//
審判:「バナナで滑った音が聞こえたため、減点10!」
審査員:「今の“こけ方”、面白すぎ。赤札。」
⸻
しかし、ミライが立ち上がる!
ミライ:「もうええわ!ギャグ抜きで勝っても意味ねぇだろ!!」
\\全力ギャグ解禁!!!//
・全員で“ツッコミトルネード”!
・プリンサーブが天井で割れて、プリンの雨が降る
・田所がバックスピン回転して、靴からカエル(実物)登場
・イサムが“鼻血スパイク”で天井ぶち抜き!
\バァァァァァァン!!!!/
天井から落ちてきたのは……まさかのスズキ(給食おじさん)。
スズキ:「やあ。決勝なら来るって思ってな。」
⸻
最終スコア:24-24。ラスト1点。
ミライ:「最後は、ギャグじゃなくて、バレーで決めようぜ。」
イサム:「あぁ。今の俺らなら、それができる。」
全員、真顔。
・スズキのスーパートス
→ トオルのプリン・ブーメラン・フェイント
→ 相手を引き付けて
→ イサムが空中で——
\\超・回転鼻血スパイク!!//
ズドォォォォォン!!!!!
ボール、イン!
⸻
試合終了。
どん底高校、全国優勝!
・鼻血まみれ
・ユニフォーム全員破けてる
・校長が泣いている(また顔面直撃)
・ソウヤが立ち尽くして——
「……負けたよ。お前らの、“本気のギャグ”に。」
ミライ:「じゃあ今度、一緒に漫才やろうぜ。」
ソウヤ:「……ああ。」
最終話タイトル:
🎉**「バレーはギャグだ!青春だ!そして、友情だ!!!」**
⸻
完結後の“その後”
・どん底高校バレー部、全国CMデビュー(プリン会社)
・田所、筋肉写真集出版(帯コメント:プリンが似合う男No.1)
・春巻、なぜかドラマ主演決定(ジャンル:時代劇コメディ)
・イサム、ギャグバレーの代表としてパリ五輪出場
「全力鼻血バレーボーイズ!」 稲佐オサム @INASAOSAMU
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