恋詩

深夜 幻夢

第一恋




もっと、美しかったら


もっと、スタイルが良かったら


もっと、女らしかったら


あなたは、私に振り向いてくれたかしら?


季節ごとに咲き乱れる花々のように


山の川を流れる水のように


美しく気高く、そして、穏やかに…


だけど、そういう事ではないと分かっている


分かっているけれど


少しでも、綺麗に見えるように


少しでも、女らしく見えるように


可愛い衣装に身を包み


お洒落にメイクをしてみたり


私だって…女ですもの


それでも、届かぬ想いと知っていながら


今日も、あなたを一途に想う



♯詩 恋焦がれて

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