第18話 備蓄米以外の今後はどうなる?
米が安く手に入る。品質も良いとなったら、行列ができる程大盛況。ところが備蓄米以外は値段が下がらず、今後どうなるだろう?
私も取引店を管理する営業の仕事を長く携わって来た。絶対に売れるものを安く提供する時は、その利益を、既存品拡販にどう使うかをセットで販売した経験を持っている。
今回の場合、問題は既存米の値段が下がらない。備蓄米を2000円前後で売れば、供給量が増え既存米の値段は下がるだろうと予測した?だが市場の反応はない。
居酒屋大臣が切り出した。
米の流通は非常に多くの業者を経由して小売店まで届いていると聞く。最初の農家から1次業者への価格は上がってなく、今年は既に出荷済みと聞く。既存米は既に小売店に届いている状況だ。末端の小売価格が上がっているとマスコミが騒ぐが、会社は事業計画を既に組んでいて、今更安くすることなんてできない。
安くするなら、小売店に利益を削らせるしかない。だけど備蓄米は小売店で扱えない。儲ける手段がない。
米問題にメスを入れるなら、農家の利益確保、農家の人材確保、サプライチェーンの整備、機械化の整備、小売価格管理など、やる事が多い。備蓄米がなくなった時にどのような対応を取るか見ものです。
気になるのは、安い米を届けたいのは、朝早くから並べる人なのか?高齢者・障害者・母子家庭者・被災者などにはどうなっているのか?限りある備蓄米をうまく使って欲しい。
はい、今日はお開き。
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