第5話ヒロミちょうさ ぞっこうちゅう
ミユキは ヒロミの あかちゃんの しゃしんをもって おおやさんを たずねた
おおや「どうしたの このしゃしん たしかに ケンイチだよ」
ミユキ「ですから ケンイチさんは ヒロミとして あのへやに いるんですよ しんじて くださいよ そうでなけれは わたしが このしゃしん もってるわけ ないじゃないですか」
おおや「つまり ミユキさん あんた ケンイチに とりつかれているって こと?」
ミユキ「ケンイチさん オカマなんでしょ?みずから ケンイチじゃなくて オカマのヒロミって いってるのに おんなの わたしに とりつくわけ ないじゃないですか とりつくなら おとこのこ ですよ」
おおや「そうだけど あんた へいきなの ゆうれいが でる へやに すんで?」
ミユキ「わたしの へやには でませんよ てがみが とどく だけですよ」
おおや「あんた かわってるね ケンイチも かわってたけど」
ミユキ「それてですね ケンイチさんの おとなになった しゃしんを はいけん したいんですけど ダメですか?」
おおや「いいけど こうこうせい までしか ないよ そつぎょうと どうじに いえでて オカマに なったから」
おおやさんが いえのアルバムを みせてくれた そこには せのたかい ほそみだが きんにくしつの ハンサムな しょうねんが うつっている
ミユキ「これが ケンイチさん? カッコいいですね もてたでしょ?」
おおや「もてたよ こどものこらから いえに バレンタインチョコを もってきた こもいたけど おんなのこには むかんしん でね まだ おさないのかと おもっていたら ちがってた・・・」
ミユキは あるばむの ケンイチを スマホにおさめて へやに もどった
ミユキ「さー これからが ほんばんよ」
ミユキは きあいをいれて てがみを かきだした
ミユキ【ヒロミちゃんが はたらいてた おみせ おしえて?】
へんじは よなかに とどいた
ヒロミ【ひ み つ】
ミユキ(でしょうね〜 でも あきらめないもんね〰️)
よくじつ ミユキの すがたが しんじゅく かぶきちょうに あった かのじょは かたっぱしから かぶきちょうの ゲイバーを たづねあるき
ミユキ「わたしの となりのへやで 5ねんぐらい まえに じこで なくなったんですけど ヒロミさんていう なまえで おみせに でてたって きいて どんな かただったのかと おもって」
と ほぼ しょうじきに はなした
いま テガミで やりとりしているとは つげづに
「しってる」
と こたえた ひとには まず あかんぼうの しゃしんを みせる その はんのうが こういてきなら ヒロミの しゃしんが ないかを きいた ざんねんながら くちでは したしいと いいながら しゃしんも なければ つとめさきも しらなかった
あきらめづに しらべていると
オバケやしき と いうなの バーが あった ミユキは ヒロミのてがみを おもいだした 【なにやってるの?】の へんじ【おばけ】
ミユキは かいてん じゅんびちゅうの バー オバケやしき に はいった はいると マダムの キッショウメ が ミユキに このひとかい と ステージで うたう じょせいの しゃしんを みせてきた くろいドレスすがたの ちょうしんの じょせい
キッショウメ「アタシが しってる ヒロミは このこだよ ガスもれじこで なくなったんだけど」
ミユキ「そうです すがおって こうですか?」
ミユキは スマホに おさめた ケンイチの しゃしんを みせた
キッショウメ「そうだよ おとことしても いいおとこ だけど けしょうすると きれいだったよ~ となりの へやだって いってたけど なにか あったの?」
ミユキは いままでの けいいを はなした
キッショウメ「なるほどね〜 ヒロミらしい しゃれたこと やってるね〜 ここにも これれば いいのに ダメなのかね〜」
ミユキ「こんど きいてみます でも おばけがきても いいんですか?」
キッショウメ「ここは オバケやしきだよ へいきさ わたしの なまえ キッショウメは あの おんりょうで ゆうめいな すがわらの みちざねの つまの なまえさ みちざねが だざいふに ながされたあと おうしゅうに ながれた つまで ほんさいは べつに いたのさ アタシはね おんりょうは みちざねじゃなく キッショウメだと おもってるのよ おんなのほうが うらみは つよいからね」
ミユキは ヒロミの ステージすがたを スマホに おさめさせて もらい きたくした
かえりの でんしゃで ヒロミの しゃしんをみた
ミユキ(ヒロミさん ほんと きれいおんなで つうようするよ イヤ モデルになれるね )
でんしゃを おりて むかったのは しゃしんてん スマホの ヒロミの
ステージしゃしんを おおきく プリント 2まい プリントする
コンビニに でていた おおやさんに
ミユキ「ケンイチさんの しごとちゅうの しゃしん てにはいりました」
わたされた おおやさんは しばし ちんもく
ミユキ「キレイですよね〜 わたし うらやましい」
おおや「ホントね〜 じぶんの ムスコとは おもえないよ みちで あっても きづかないよ・・・ありがとう」
ミユキは てがみを そえて しゃしんを ヒロミの へやに とどけた
ミユキ【てにいれましたよ ヒロミの ステージしゃしん キレイ!!!
うたごえも ききたかったな〜】
【ついしん このしゃしん おとうさんにも あげたよ おだろいてた】
そのよ ミユキは ゆめを みた
ステージで ヒロミが うたっている そのこえは おとこの こえで すがたとの ギャップが ヒロミが オカマで あることを おもいださせる
よくあさ ここちよく めざめると ヒロミから てがみが とどいている
ヒロミ【フランスごの「まちましょう」だよ】
ミユキは すぐに ネットで けんさくした
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます