第23話
アイツとの事。
夕食後、長風呂派の次女がお風呂に入った。次女が上がった後の家事の段取りを考えつつまったりしていたら、「ママ、離婚するの?」と長女が言い出した。驚いて聞いてみたら、あの日あの時アイツと彼女の話を聞いてしまったらしい。
確かにあの日休みだったのは、テスト日で早帰りの長女の為。中学生になって初めてのテスト。部活も休みで早く帰宅する。まだ慣れない中学生活で一人留守番は寂しいからと今回のみ仕事を休んだ。
本人は立ち聞きをするつもりはなかった。玄関の見慣れない靴でお客様が来るのは分かったが、そのままリビングに入って大丈夫か確かめようとしたら、『離婚してほしい』と父親の声が聞こえて固まってしまったらしい。
正直、このまま離婚で良いか迷ってる。貴女達と愛猫の事を一番大事に話を進めたいと伝えた。
「ママ、離婚しても良いよ。」
最近のパパは、自分の事ばかり。会える時間もないし、話かけてもから返事で話を聞いていない。他の女の人の所に行っても、正直生活の変化ない。慰謝料と養育費は、しっかり払ってもらえれば良い。
思わぬ長女からの離婚許可。
ただ、転校するなら遅くても中学2年生夏休み迄にしてほしいと。
普段しっかり者の長女。
しかし親の事で受験に身が入らない事態は避けなければならない。
次女が戻ってくる迄の間に離婚について長女とあれこれ話をした。
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