第2話

その後その男は手下であろう男に案内を頼んでみる。


「さっきの人ですね。話は聞いてますので、案内しますね。」

「ありがとうごさいます。」

「ここの会社?それとも会社でもないのかもしれませんが、どんなとこなんですか?」

「そうですね、そこから説明しましょうか。」


そう言うと、男は小さい紙と、この階のマップであろうものを出してきた。


「まずはここの仕事としては、何でも屋だったり、警備会社だったりですが、主に何でも屋ですね。」

「そうなのですか。あっ。タメ口で良いですよ。」

「そうですか。わかりました。では、次はこの階の見取図だけど、主に使ってるのは四部屋だけ。今から案内するよ。」


その後、階の案内をして貰い、その後自分の部屋といわれたところでゆっくりしてね。といわれゆっくりしていて…


「いきなりついてきてはみたけど…まぁ今のところは悪くないのよね…うーん。」

「まぁ…窓からの風景も別に悪くはないし。」

そう言い窓の外を見ると、大分来るまでに奥まで来た気がしたけど、外は開けてて気持ちの良い風が入ってくる部屋だった。

「まぁ…とにかく、入っては見ようかな仲間に。」

「とりあえず少し寝るか。」


そう言ってはいたが、凄く疲れてたのか、仮眠のつもりが6時間ほど寝てしまった…


「あら…凄く寝てしまった…まぁ期限まで一時間ほどあるけど。中々綺麗な夕日だな…」


窓を開けると、夕日が出ており、見渡す限りの場所が、最初にこの窓を開けたときより、綺麗に見えてしまう。


「まぁ…取り敢えず時間までには着替えておくか。えっと…クローゼットに服を置いてあるっと言ってたな。」


クローゼットを開けると色々と服装が入っていた。その中から良さそうなのを見繕って来てみた。


「うーん…まぁ悪くはないのか?今日の用事はあの人の部屋に行くぐらいだけど。」

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