おそらく、共感を覚えるカクヨムユーザーはごまんといらっしゃることでしょう。
言ってしまえば、趣味の延長上にある創作活動というジャンルは、腹の足しになるわけでもなければ社会インフラのように生活に必須の存在というわけでもない、極論「世の中になくても成立するもの」、「無駄なもの」です。
しかし、そんな「無駄なもの」を楽しむことができるというのは、非常に幸せなこと。
余暇があるということですからね。
その上で、自身が評価されるようなことにでもなれば、承認欲求が満たされ、自身の肯定感が高まります。
元が余暇を楽しむことに起因するので「なんか書いた」だけでも一定の欲求は満たされるのですが、そこから更に成功報酬が生まれたとなれば、ますます気分は高揚してしまうわけですね。
だからこそ評価を求めるようになるのですが……これがドツボなんですよねぇ。
いつしか「評価を得ること・PVを稼ぐこと」といった数字が主目的になり、それが上がらないことへの苦痛が勝るようになる。
あがいてもあがいても空を掴むように手応えがなく、苦痛ばかりが募っていく。
そうなってしまって苦痛のあまり筆を折る、というユーザーは星の数ほどいるでしょう。
そんな時、一度落ち着き、立ち止まってみるというのも一つの勇気です。
絶望感に打ちのめされていると「書くか辞めるか」の二極論になりがちですが、エタらない程度に休むというのも手ですから。
休んでいる間に色々なものを読んで触れて体験して、再び「評価を得るわけでなく、創作活動そのものをしたい」という根源的な炎が生まれた時に、また書けばいいのですから。
というわけで、そんな感じの「壁」にぶち当たってしまった人は、どうか本作品を読んでください。
あなただけがどん詰まりにいて苦悩しているわけではありません。
周囲を見回すことで視野を広く保ち、同じく苦悩する人たちを見つけ、共感してみましょう。
多分、スカッと爽快とはいきませんが、少しだけ気持ちが穏やかになるはずです。