第17話
「お前といたロボットは!」
中年はつばを飛ばして怒鳴った。
「ひぃ!」
「よこせよ」
「な……」
「あれを俺によこせえ!」
中年はバッドを振りまわす。
「わあ」
温水は尻餅をついて、振り回されてたバッドを避けた。
中年がバッドを振りかざす。
温水は避げた。バッドが地面に当たる。
「おわあああああ」
「待てえ!」
温水は逃げる。
死に物狂いで逃げた。自動販売機の横のゴミ箱を倒す。
路地の入り組んだ道に入った。
しばらく走っていくとフェンスが目の前に現れた。
温水はフェンスを握る。
「ええ!? い、行き止まり、ど、どうしよ」
金属が引きずられる音が後ろから聞こえてきた。
「追い詰めたぞ」
温水は振り返った。
中年はバッド振りかぶっていた。
「うわああああ!」
温水は頭を守りながら、中年に体当たりをした。中年は倒れた。
「このぉっ」
温水は逃げた。
「ひええええ」
「待て!」
誰が待つものかと温水は思った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます