立ち上がる生徒会長そして異次元

高峰玲子大地に立つ。

「生徒会室の平和を乱す悪魔!!覚悟しなさい!!」

「なんだと!!俺は悪魔じゃない天使だ!天使キョウトウだ!!」

「キョウトウ・・・私の渾身の攻撃を受けなさい 暗黒超連撃!!!」

激しくぶつかりあう2人!!


激しくぶつかりあう2人・・・名前がキョウトウの違和感というか、かっこ悪いんだけどそこはスルーなんだ・・・。


「はっ始まったぞ。ついに俺の目の前でバトルが!!念願のバトルが!!」

「相模原興奮しすぎだ!がっかりするぞ」

「なんでだよ」

「見ろ!見ればわかる!」


「天光滅却斬」

「やりますわね!!夢幻凝暗撃!!」


ズヴァーッ!!

ギャンッ!

ギュイーン!

バコンッ!!



「・・・なあ、あれ何やってんだ?教えろよ渡瀬」

「わからない俺が教えてほしいよ」

「なんかすごすぎて何をやってるか全然わからないし速くて見えないし面白くないぞ!!」

「だから言ったろ。がっかりするって・・・で言うか相模原お前精霊なんだから見えないのか?」

「全く見えねえ。面白くないから俺もう帰りたいんだけど」

「無理だろ扉開かないし・・・」

「面白くねぇ!お前戦えよ!そしたら見えるだろ!」

「見えるけど瞬殺だろ、もう人間の出る幕はないよ」


「精霊暗黒激熱モード発動!!」


「おっなんか高峰も変形したみたいだぞ」

「変形というか変身じゃないかなロボットじゃないし」

「まあ・・・そうかな・・・まあもうどうでも良いな早く終わんねぇかな完全に俺の手の届かない世界になってるしな」

「だろ・・・人って非力だな」

「人が非力なんじゃねぇ。あいつらが異常なんだよ」



「・・・あなたたち人を化け物みたいに言わないでいただけます?」

「あっ高峰さん・・・終わったんだ」

「異次元すぎて終わったこともわかんねぇな」

「ちょっと2人ともなんでちょっとづつ後ずさっているのかしら?」

「そんなこといっす。ドア開くかな?って」

「だったら堂々と明けに行けないいのではなくて?」

「あっあたりめぇだろ俺はいつでも堂々とだな・・・」


高峰さん怖ぇー超怖ぇよ。

これからは絶対に怒らせないようにしないと・・・。


「高峰さん教頭って死んだの?」

「ええ私が倒して差し上げたので霧散しておりますわ」

「ってことは今うちの学校校長も教頭も不在だね」

「そういえばそうですわね。それなら生徒会長である私の天下って事かしら?」

「絶対違うよ。教師はまだうじゃうじゃいるし」

「そうでしたわね。でしたらいっそ全員殺してしまえば私の生徒会室は安泰かしら・・・?」

「全然安泰じゃないし絶対だめだよ」

「そうかしら・・・?」

「そうだよ」

「でも実際問題困っちゃうよね理事長である僕としては当面の校長と教頭を決めないと不便でしょうがないよね」

「そういえば本郷さん理事長なんだよな・・・今さっき聞いたばかりで全然しっくり来てないけど」

「しっくり来てないってひどいなぁ徹、これでも僕は立派な理事長なんだよぉ」

「立派かどうかはわからないけど」

「あっ良いこと思いついたよ。僕良いこと思いついたんだ」

「本郷さんの良いこと・・ろくなことがない気がするが・・・」

「徹、校長やんなよ」

「はあ?何言ってんの?俺はこの学校の生徒!校長なんかになれるわけないじゃん」

「大丈夫大丈夫野球とかでも監督兼選手みたいなのあるじゃん?それと一緒、生徒兼校長だよぉ」

「ごめん全然意味が分からない」

「決めた決めた徹が校長先生、教頭は・・・高峰がやんなよぉ」

「はい?何を言ってらっしゃるの?私はあくまで生徒会室を守る生徒会長ですわ。それ以外の何者でもないのですわ」

「生徒会長の仕事は生徒会室を守る事ではないと思う」

「渡瀬・・・何か言いました?」

「なんでもないです」


怖っ・・・あの戦いを見た後だと威圧感倍増だな・・・。





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