創作に関する悩みや試行錯誤が、柔らかな言葉で丁寧に綴られている創作論です。
創作をしている人なら、一度は立ち止まるような疑問が自然に拾われています。
ファンタジーの細かい分類は、知っているようで意外と曖昧な部分も多く、
その流れで語られる「救いのあるダークファンタジーが書きたい」という
部分も、「猫って可愛いよね」と同じくらいの感覚で頷いてました。
「タグ」の話から、「意識・無意識」、そして「好き」という感情に至るまで、
実用性と共感のバランスがとても心地よい構成になっています。
紋章学の話も、実際に書いたことがある人ならニヤッとできると思います(笑)
個人的には、こういう温度感の創作論、
ありそうでなかなか出会えなかったので沁みるものがありました。
ファンタジー、ダークファンタジーが好きな方、その他の読者さんも、
ぜひ読んでほしい一作です。