配信者の横暴について
配信者のコンテンツ制作者に対する経済的搾取を規制するための法律。
鶏と卵の関係を考えてみよう。誰かが何かを作らないと想像したものが世に出ることはない。世に出たとしても誰かが経済的に支えなければその次がない。
どちらを優先したほうがいいのかについては結論が出ないが、作り出すものを優先して考えようと思う。
多くの配信者は誰かの創作物を自分の時間を消費することで誰かの関心を集めそれをもとに収益を受けている。多くの場合それが作っている人に配分されることはない。
配信者は他人の成果物ではしゃぐ。場合によっては使っているゲームや創作物に良くない印象も残す。
結果として実際に様々なものを作っている労働者に迷惑をかけているのではないか。
自分の人生をかけて作ったものがそのように使われるのは悲しいという他にない。
誰かのゲームをしているものを見て何が得られるのだろうか?自分の時間がただ使われるだけで文化的にも実際的にもプラスになることはないだろう。
それでいて配信者は投げ銭のように利益を受けることがある。他人の成果物を利用しているのにも関わらず。
私はなにか作ることをしている人に幸せになってほしい。ゲーム開発ならプログラマー、サウンドデザイナー、UIデザイナー、背景イラストレーター、キャラクターデザイナー、プロジェクトマネージャーのような。
アテンションエコノミーにおいてどのように創造物を作り、その成果がどのように還元されるのか、したほうがいいのかというのは議論しなくてはいけない。
でなければ創造物を搾取する一部の存在とそれにぶら下がる恥知らずに利用されるだけだ。
どのようにゲームを作るのか、映像を作るのか、音楽を作るのか、文章を作るのか、それが還流し文化として積み重なっていくような経済圏を想像しなくてはいけない。
創作のきっかけと再分配の仕組み。真にリスクをとっているものが幸せになる世界。
既存の情報空間にはない共創的でなめらかな創造の芽が育まれ、融合していくようなそういうものだ。
その一歩としてまず広告収益を他人の成果物によって多大に受け、利益をほしいままにしている存在に規制し、再分配させる法律を作りたい。
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