夢は夢

　＝＝＝＝＝＝＝＝　この物語はあくまでもフィクションです　＝＝＝＝＝＝＝＝＝

　嫌な夢を見た。

　この国を500兆園で売ったと、どや顔する、あいつ。ぞぞぞっ！！

　シロアリ国は、あらゆる産業に食い込んで、気に入らない企業や、気に入った企業を食い潰す。

　気に入らない企業は、悪い噂を流し、対立企業を興して吸収合併。

　気に入った企業は自国に、「ボロもうけ出来る」と「夢」を抱かせ、出店、分社させ、乗っ取る。

　シロアリ国は、資源があると見るや、ちょっかい出しまくる。この国の政府には文句を言わせない。シロアリ国の『働きアリ』は、主計省の事務員を送り込んで、内部から巣を作る。

　政府のトップと言えど、主計省に逆らえない。政治家は皆、脇が甘い。「弱み」は必ず押えておく。言うこと聞かない政治家は、「国のトップ」と言えど、「消えて」貰う。

　マスコミ、特に包装局は、「包装省の天下り」というシロアリが実権を握っている。

　ある局などは、「定年退職したおっさん」なのに、皆頭を下げ、番組内でヨイショする。おっさんは、シロアリでなく、「おっさん図ラブロマンスグレー」という噂もある。

「外国人いらっしゃい政策」は、侵略の単なるステップに過ぎなかった。

　省シロアリは、国民から巻き上げた「定納金」を好き勝手使う。

　侵略＝外国化計画は順調に進んだ。

　間が覚めた。小説のネタが出来た。

　ネタと言えば、アイツ。ウケを狙っているのか？正真正銘「サクラ紅葉」なのか？

　選挙には、偽の投票用紙、SNSで偽ヘイト投稿、シロアリ国は何でも罠をしかけた、という。

　今の、アイツが「銃撃」されない理由はただ一つ。

「一味唐辛子」だから、一蓮托生。

　さ、また小説の中で「たひひん」で貰おうか。

　小説家でない「モノカキ」は、こわいもんなしだ。

　さあ、沸騰夏を乗り切ろうぜ！！

　―完―