04 晩夏への応援コメント
商人としての自己利益的な面を隠しつつ、忠臣として幕府のために悪党征伐に従事する。その二面性が重厚な文体で克明に表されていました。
作品最後では主人公が歴史的な正体を露わになって、あの忠臣にも実際にはこんなエゴイズムがあったのではないかと本気で思えてしまいました。
また主人公のエゴイズムだけではなく、肥大化して形骸化した組織に蔓延る傲慢な権力意識を明瞭に描かれていて、単なる歴史小説ではなく現代的な風刺も利いており、その点で単なる物語ではなく深みのある作品になっていると、読み進めて行く中で思いました。
重厚な歴史を丁寧に綴った素敵な作品をありがとうございました。
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
楠木正成という人物は、それぞれの時代の中でフィルターをかけられて描かれてきました。
正義の忠臣として知られる彼ですが、そうでない部分もあると思い、このような想像を致しました。
ただ理想を掲げるだけでは、誰もついて来ないと思いますし、「食わせる」ということができないと、そもそも戦えないと思いまして。
そして、そういう「利」の面でもやり手の主人公が、なぜ幕府に刃向かったのかという理由をも考えた結果、腐敗した吏僚により運営される組織として描きました。
エゴイズムを持っているからこそ、このような組織に「食われる」というのを、何よりも嫌がったことでしょうし。
いろいろとブラックな面のあるお話ですが、それを素敵とご評価いただき、作者冥利に尽きます。
こちらこそ、ありがとうございました。
04 晩夏への応援コメント
兵衛は六波羅を飛び越えて禁裏に直訴し、結果的に許可を得て湯浅宗藤の助命を実現する。この描写は、武家政権から天皇親政へのシフトを象徴する重大な転換点として機能している。後醍醐天皇の名をさりげなく出しつつ、その人間味や政治感覚にも一歩触れており、後の大乱を予感させる仕掛けとなっていますね。
作者からの返信
禁裏とのコネクションを描くかどうか悩んでおりましたが、やっぱり、後醍醐天皇は出しておいた方が、スケールが広がる感じがして良いと思って出しました^^;
おっしゃるとおり、六波羅だと話にならないから、みかどに話をつけてもらう=建武の新政への道筋、というのは狙いました。
そこをくみ取っていただき、ありがたい限りです。
そして、レビューありがとうございます。
六波羅を出し抜き、時代を変える――まさにこれこそ兵衛のこれからの生き様を象徴するフレーズだと思います!
また、本文の方も、名もなき被官だった男が、土地や銭や暴力をめぐり、幕府や悪党、武士たちと対峙し、そして時代をも変えていく――正成の生涯を誌的に描いた、素晴らしい紹介文で、嬉しい限りです^^;
ありがとうございました。
04 晩夏への応援コメント
六波羅のやり方、エグいですね!
まるでブラック企業さながらです。こんな事してたら人の恨み買いますよね……。
そして最後に名前の出てきた楠木正成さん!
彼の挙兵の理由が正義感というより幕府への恨みとか辰砂を売るためとかいう冷徹な損得感情だったりするのが人間臭くて面白いです!
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
六波羅のやり方は、私の想像なんですが、何というかこういうことをしていたんじゃないかな~と思いまして。
わりとギャングな世界になってしまいました^^;
楠木正成って、正義の忠臣みたいな描かれ方をされることが多いですが、そうではない――理屈ではなくて利益面で考えてみたら、どういう動機で戦ったんだろうと考えてみたのです。
そうすると、こういう楠木正成像が浮かび上がって来まして……^^;
人間臭いとのお言葉、とっても嬉しいです!
ありがとうございました。
02 仲夏への応援コメント
六波羅探題が自らは出陣せず、地元武士に責任を押しつける構造が、鎌倉幕府の中央権力の限界を明確に示している。金銭を献上しなければ「命令」として出陣できないという仕組みが、末期的な政権の腐敗を如実に物語っていますね。
作者からの返信
六波羅探題って、ある意味名誉職の意味合いがあって、勤め上げたら鎌倉で出世するそうです。
だからいずれ鎌倉に帰るという認識でやっているのかもしれません。
そのため、地元の武士にああだこうだ言って、押し付けて、かつ、お金を巻き上げる……というのが横行していたのでは^^;
やはり元寇以来、鎌倉幕府には余力や財力が失われていったのでしょう。
ありがとうございました。
04 晩夏への応援コメント
四谷軒さま
こんにちは、「聞いておるのかこの悪党! 楠木兵衛尉正成!」……って、タグ!!! うわあ、思いっきりやられました。楠……。ここまで面白いタグ遊びは初めてです。痛快です。
それはそうと、骨太の物語は読みごたえがあり、読み返せば読み返すだけ、伝わってくるものがあるように感じました。
読ませていただき、ありがとうございました。
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
はい、実は楠木正成が挙兵する前ってどんなだったのかなぁと想像してみたことを書いてみました。
でも最初から楠木正成って書いてしまうと、難しい討伐もできてあたりまえと思われそうなので、敢えて「兵衛」とさせていただきました。
タグについては、わりとこういう遊びをやらせていただいております^^;
たとえば神を「ネ」「申」と書くようなネット上の遊びがありまして、それをなぞりました。
読み返せば読み返すだけ――最高の褒め言葉だと思います。
また、そういう物語を目指して書いておりましたので、作者冥利に尽きます^^;
こちらこそ、ありがとうございました!
01 初夏への応援コメント
源次の最期の「呪詛」が、兵衛の内面に後を引く形で残される。「得宗の犬になったお前は、もう戻れぬぞ」という言葉が、兵衛の未来に影のように付きまとう構造になっている。「夏なのにうすら寒い」という描写は、権力を得る代わりに失ったものの重さを象徴し、物語に渋く重たい余韻を与えていますね。
作者からの返信
源次の最期の言葉、これはまさに呪いだと思います。
一度得宗の言うことを聞いた以上、もうこれからは得宗の犬なんだ――ある意味、真実だからこそ、呪いとしての機能がアップしているのでしょう。
夏なのに寒いと感じさせるところは、おっしゃるとおり、主人公のこれからの運命を暗示しています。
そこのところをくみ取っていただき、作者冥利に尽きます^^;
ありがとうございました。
04 晩夏への応援コメント
兵衛さん、なんかあるな〜と思っていたら楠木さんちの正成さんだったとは!
いや〜、タグを見たときに、あれ?もしや……??とは思いつつも深読みしすぎか?と(^◇^;)
いやほんと、やれるもんならやってみいですよ(苦笑)でも巡り巡っての因果を感じました。
作者からの返信
何というか、楠木正成って、どんな前身だったんだろう、何であそこで挙兵して、しかも最後はあんな戦いをしたのだろう……と考えた結果が拙作です。
生業を、仲間を守るために戦いつづけた、というのが、「らしい」と思ったのです。
タグについては、申し訳ないとしか言いようがありません(笑)
タグってあんまり見られないよな~というのが、私の認識だったんですが、意外と見られてるんですね^^;
やれるもんならやってみい。
これでホントに幕府が大軍で攻め寄せてくるわけですが……。
たしかに因果ですね^^;
ありがとうございました。
04 晩夏への応援コメント
こんにちは、御作を読みました。
正体ばらしのタイミングとインパクトが絶妙でした。
軍事的には、北条天下の武士が全員でかかって倒せなかったのが、正成さんだからなあ(≧∇≦)
正成さんの武士ではなく、悪党としての側面が描かれていて興味深く面白かったです。
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
最後は、幕府がお前を潰すぞと脅されながらも、読者様は「でも幕府は兵衛に潰されるんだよなぁ」と思う……そんな感じを目指しました^^;
絶妙とのお言葉、嬉しい限りです。
正成を撃破したのは尊氏で、それはもう北条執権の時代じゃないし、倒幕戦においては不敗の天才でしたね^^;
そんな正成の、前身というか悪党としての彼を描くことがねらいだったので、お褒めいただき恐縮です!
ありがとうございました。
04 晩夏への応援コメント
完結お疲れさまでした。
「忠臣」ではない正成の男の顔が浮かぶ作品でした。
この男を飼いならせると思ったのが運の尽きですね。
自力で越智党を従える力もないのに吠えているうちに自分を虎と勘違いした番犬は本当に度し難い。
まあ、それでも正成はこれから数年は雌伏するんですよね。
商売に精を出して銭を蓄えていたのかな?
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
楠木正成って最初から歌っちゃうと、どうしてもこれまでの創作物のイメージが先行しちゃいそうで、それで「兵衛」と書かせていただきました。
このお話は、理想のために戦った側面もあると思いますけど、それだけじゃ人はついて来ないでしょうから、利というか、暮らしを守るために戦った側面もあるんじゃないかと考えたのがキッカケでした。
およそひと月のうちに三つも悪党を潰した男を相手に、番犬扱いのままでいられると思った六波羅。
元寇以来、余裕はなかったのでしょうが、その辺の扱いに失敗したのが運の尽きだったのでしょう^^;
副将格に据えたり、治安や司法の長にしてあげたら、意外と尽くしてくれたかもしれないのに。
そして、おっしゃるとおり、正成はこれから鳴かず飛ばずの数年間を過ごします。
六波羅や悪党を気にせずに行動できるようになったので、おっしゃるとおり、生業に精を出していたと思います^^;
ありがとうございました。
04 晩夏への応援コメント
無名のひとと見せかけて実は超有名人という四谷軒さんの技巧に、またしてもやられてしまいました! タグにちゃんと書いてあったのに!(もちろんこれが楽しいのですが ^^♪)
個人的には、楠木正成は奇抜な戦法を用いたというイメージが強いのですが、そういうたくましさやしぶとさがよく表れていたように思います。
範行のどうしようもなさもインパクト大でした o(≧▽≦)o
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
このお話、最初から楠木正成ですよって言っちゃうと、どうせ勝つし、どうせ生き延びるんだろうと思われそうで、だから敢えて「兵衛」にさせていただきました^^;
驚きも、狙ってはいましたが(笑)
楠木正成、おっしゃるとおり、前代未聞の戦いぶりで有名ですが、じゃあどうしてそういう戦いができるようになったのか、という軌跡を描ければなぁと思って書きました。
こういうバックグラウンドがあったから、ああいう名将になれたんだよ、という感じで^^;
幕府のどうしようもなさも、そのバックグラウンドのひとつです(笑)
銀河帝国や同盟の末期の、ダメダメな官僚をイメージしました^^;
ありがとうございました。
編集済
04 晩夏への応援コメント
のちに後醍醐という名で知られることになる…あ、当時はまだミッキー吉野グループ…いやなんでもありません(といっても、ロックバンドの名前になる天皇ってそれほどいないと思います)。
しかしこのみかどとの関係、今回の作品ではまだ出て来ないのかと思ったら、ちゃんと関係を築いていたんですね。さすが兵衛、というか、正成さんです。
それにしても。
「だから、銭を」とか「覚えとけ」とか、よっぽど余裕がないんだな範行さん。
こんなに「生ぐさい」楠木正成の物語ははじめて読んだ気がします。
ありがとうございました。
作者からの返信
999の歌が懐かしいです(笑)
ささきいさおの歌も好きでしたけど^^;
ミッキー吉野がロックバンド名にするほどインパクトがあったんでしょうねぇ……ありましたけど^^;
阿氐河荘の問題は、実は後宇多院(後醍醐の父)がかかわっているので、逆に言うと後醍醐は出さざるを得なかった、という側面があります。
そうしたら、どうせ出すんだったら、この時に正成と出会ったことにしちゃおうと思ったのです^^;
六波羅というか幕府もこのあたりではじり貧で、足利レベルじゃないと、いわゆる「大名」の暮らしはできなかったと思います。
だから、のちの千早赤坂の戦いで「戦費がないからすぐに大金を用意しろ」と、貧乏御家人の新田義貞に命令しちゃうし(笑)
範行さんも、義貞とあまり差異の無い暮らしぶりだったでしょうから、そりゃあ役得を追い求めたんじゃないでしょうか^^;
そして、レビューありがとうございます。
「悪」の時代、まさにそのとおりだと思います。
悪党という、秩序に対する異分子、それでいて、野蛮なまでの強さを誇る、まつろわぬ人々。
彼らが跳梁跋扈する時代は、まさに「悪」の時代なのでしょう。
その悪党を狩る幕府もまた、内部に悪が巣食う組織でした。
この辺が限界に達した時、あの倒幕活動が始まったんだろうなぁと思います^^;
その活動の最先端にいた男が、いかに「幕末」を生き抜いていたのか――それをドラマとして描ければなぁと思って書きました。
そのため、とても作者冥利に尽きます!
関西弁についても触れていただき、嬉しい限りです。
関西弁が好きなんで、隙あらば使っております(笑)
ありがとうございました!
04 晩夏への応援コメント
わー、立ち上がって、パチパチパチーっ!!!
素晴らしいです。余韻が止まりません!!
これは見事です!
四谷軒さんの作品中、自分内順位ダントツの1位です!
そうか、楠木正成忘れてました。ゲリラ戦の男。
素晴らしい作品をありがとうございました。
頼まれなくても、レビューコメント書いてしまいますとも!
作者からの返信
ありがとうございます。
この人の前身が謎で、いったいどういう風に過ごしていたか、というのを考えてみた結果が、このお話になります。
「忠臣」や「悲劇の名将」と呼ばれていて、倒幕のために尽くした男とされていますが、調べてみると、むしろ幕府サイドの人間だったいう説があり、これは面白いなと思って、想像を膨らませていった次第です^^;
それと、レビューありがとうございます!
いやあ、タグについては申し訳ないです^^;
そして、多大なる拍手、恐縮です。
兵衛が最初から独立武装商人という立ち位置より、幕府サイドの狩人として書いた方が、次第に倒幕へと向かっていくドラマガあっていいなと思って書きましたが、御レビューを拝読すると、どうやらその目論見はうまくいったようでございます。
また、お酒とご飯のお供になれるお話、それが書けたようで、作者冥利に尽きます!
ありがとうございました!
02 仲夏への応援コメント
おー、衰え行く幕府。
やることが行き当たりばったりで、あちこちで矛盾が噴出。
本当は誰が悪いのか分かっていながら、権益を守るため兵衛が手を汚す。組織のために、一族のために、動かされてしまう。。
四谷軒さん、お見事です!
作者からの返信
幕府は、最初は東国の武家政権として登場したのに、この頃は朝廷の要請もあって、京や西国の治安や司法も担当するようになっていました。
初の武家政権ということもあって、たぶん、やりきれないところもあったと思います。
そこへもって、悪党が横行していて、兵衛のような現地勢力に頼っていて……ついに幕府も限界を迎えてしまったのでしょう^^;
ありがとうございました!
04 晩夏への応援コメント
完結、お疲れさまでした。
作品タグ「木」「南」を見た瞬間に「兵衛」の正体がバレてしまいましたが、むしろ巷間言われている楠木正成の人物像との違いを楽しめました。戦前教育などで流布された「忠臣」のイメージから、正成と言えば世間離れした天才肌の紳士を思い浮かべていましたが、確かに鎌倉末期――「御恩と奉公」という双務契約的な関係から、奉公オンリーの無秩序時代に変わりつつある――を生き延びた「悪党」なら、こういう世俗にまみれた反逆者の方がふさわしいかもしれませんね。
一人の悪党を通じて時代の変わり目を描いた作品、楽しめました。ありがとうございました。
(と、お礼を申し上げておきながら、レビューのキャッチコピーは大変失礼しています。「嗚呼忠臣大楠公」とかけた野坂昭如氏の『ああ水銀大軟膏』……「兵衛」が硫化水銀である辰砂を扱っていたので反射的に書いてしまいましたが、野坂氏の短編は正成とは一切関係ありません。失礼な理由は……かつて「水銀軟膏」がどんな病気に使われていたかでお察しください)
作者からの返信
タグは……まあお遊びでいつもやってますので、見てしまった人には本当に申し訳ないと思ってます。
私がカクヨムを始めた頃には、ろくに見る人がいなかったから、やっても大丈夫だろうと思ってましたが、そろそろ控えた方がいいのかもしれませんね^^;
楠木正成というと、忠臣にして名将、しかも悲運の名将として有名な人物ですが、でもなんであそこで挙兵して、あそこで命を賭して戦ったのか――それが謎だったので、今回、機会を得て、調べと考えを重ねて、「これなんじゃないか」と思いついたのが、拙作の兵衛です。
辰砂売りとして生活をしていたところ、上前をはねる悪党がいて、それを退治するには、六波羅の名を借りる必要があって……最後にはその六波羅が邪魔になった、というのは、ある種の筋がある話だなぁ、と^^;
そして、土地行政や司法といった「しくみ」をきちんとしようとして建武政権の官僚となり、それを壊そうとした足利尊氏に、それこそ「しくみ」を守るために、一命を賭したんだろうなぁと思ったのです。
そういう楠木正成の方が――仲間としくみを守る闘将の方が、「らしい」と、少なくとも私自身は納得して、こういう話を書きました^^;
そしてレビュー、ありがとうございます。
まさか野坂昭如とは^^;
どんな病気に使われていたかは、まあ何となく知っていましたが、改めて調べると凄いですね。
でも全然大丈夫です^^;
しかし悪党のたとえでまさかレモン汁かよ!(笑)
私はどっちでもいい派ですけど^^;
そして拙作のねらいであります、兵衛がいかにしてあの人になったのか――その辺をうまく取り上げていただき、ありがとうございます。
やっぱタグはバレますよね……^^;
でも大楠公の「ビギンズ」として、やっぱりこれはこういうかたちで書きたかったのです。
「初夏」「仲夏」「盛夏」「晩夏」にしたのも、思い切って夏尽くしにしたかったので、そこも取り上げていただいて、ホント嬉しかったです^^;
ありがとうございました!
01 初夏への応援コメント
おお、読ませる。
四谷軒さん。小説がとてもお上手です。
流さずに、ちゃんと読んでしまうのは、ストーリーが魅力的なこともありますが、構成がしっかりしていて、文章力も確かだからだと思います。
酔っぱらって小説書いた自分が恥ずかしいw
お昼ごはんの用意をして、また来ます。
作者からの返信
恐縮です。
ちょっと返信が途中から明日以降になってしまうと思います。
ご容赦ください。
さて、この時代を書いたことがあるんですけど、この兵衛については、まるで手をつけたことが無かったのと、このあたりの兵衛はまったくの無名で、何をしていたかが謎なんです。
だから思い切って、自分の好きなように料理してみました^^;
その辺をお上手とおっしゃっていただき、まことに恐縮です。
酔っ払って書いた小説があるんですか^^;
あとで拝見しますね♪
ありがとうございました。
04 晩夏への応援コメント
拝読致しました。
範行さんのクズっぷりが光っていますね(^^;)
タダ働きどころかマイナス働きを強要されていて。
そんで元手がなければ現地徴収して供出せよと。
それがこの世の常識であるとしたら、そら世の中地獄に堕ちて、怨嗟の声であふれても不思議はないですね。
そして頼る相手が徐々に強くなり、反動としての要求も大きくなり。
兵衛さんとしては、普通に商売がしたかっただけなのでしょうにね……Σ(゚д゚lll)
鎌倉時代の荒れ模様がうかがえて、面白かったです!
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
六波羅の役人って、こういうところがあったと思うんですよ。
「勝者」である鎌倉幕府の人間だから、お前ら西国の人間は言うこと聞けよ、と。
それでいて、世の中は動いていて、元寇などで御恩奉公の仕組みはボロボロになっているし、あげる土地もないので、何かことが起こったらアウトだとは、思えなかったんだろうなぁ……そんな余裕無さそうだし^^;
そんなこんなで、当初は六波羅の意向を汲んで戦っていた兵衛。
徐々に力を得て、六波羅の実情を知るうちに、「六波羅って要らないんじゃ」と気づいてしまいます^^;
だからあんな状況で立ち上がったのではないか……と想像したのが今回のお話です。
おっしゃるとおり、本当は、まっとうに商売をしたかっただけなんでしょう^^;
ありがとうございました!
04 晩夏への応援コメント
兵衛とは楠木正成だったのですね
全然分からなかったです
こういう経緯があってから南朝北朝へと続くんですね
帝の名前を後醍醐と強調していたのにほんとに検討もつきませんでした!
作者からの返信
最初から楠木正成って書いちゃうと、バトルシーンが「どうせ勝つんだろう」と思われちゃいそうなんで、兵衛にさせていただきました^^;
どちらかというと、新撰組のような、幕府サイドの人間だったからこそ、幕府の駄目な部分がわかっちゃって、倒幕に転向したと思います。
後醍醐天皇はカメオ出演的な感じで出てもらいました^^;
教科書に出た人を、なるべく出そうと思っておりますので。
また、レビューありがとうございます!
鎌倉幕府の幕末って、江戸幕府の幕末ほど知られていないし(笑)、わからない部分が多いので、こういう方式で書かせていただきました。
なので、衰退を共に見守る、というレビュー、まことにありがたい限りです。
そういう物語であり、お付き合いいただいた方は、最後に驚きを用意させていただきましたので、その辺(帝との対面のシーン)に言及していただいて、作者冥利に尽きます!
ありがとうございました。
04 晩夏への応援コメント
金も武力もないのに権威だけで人をこき使ったツケが回ってきましたね。無力で腐敗した権威、奪うだけで与えぬ権威。滅ぶしかありません。
「朝敵になりたいのんか木っ端役人!」
作者からの返信
六波羅探題にしても、最初は朝廷の監視がメインだったのに、気がついたら治安やら司法やら担うようになって、現地の人材を使わざるを得なかったのでしょう……薄給で。
ただまあ、その辺の「やり方」をマズったのが、鎌倉の幕末だったと思います。
制度疲労というか、内ゲバでいい人材もいなくなって……最後に楠木正成のような化け物を生み出してしまいました。
ある意味、六波羅という当時最高の軍事ノウハウの集積されたところから見取り稽古しちゃったから、なおさら幕府はやりづらかったことでしょう……朝敵になっちゃいましたし^^;
ありがとうございました。
04 晩夏への応援コメント
ああ、兵衛とは楠木正成のことでしたか。私は、てっきり、四谷軒さんが考えた人物なのかしらと思っていました。楠木正成と言えば、正義感が強くて、「武士の中の武士」いう人だと思っていましたが、南北朝時代(いつの世でも)に、そんな人はいないですよね。どの立場で、その人を見るかということですよね。とても読み応えがありました。
作者からの返信
最初から本名で描写しちゃうと、戦えば勝つって思われちゃうので、敢えて通り名で書かせていただきました。
ただ、この人の前身はけっこう謎なので、ほとんど私の想像と言えなくもないです。
実際の楠木正成は、おっしゃるとおり、理想に燃え、忠義心に篤い男だったのかもしれません。
でも、それだけで人がついて来るかというと、やはりどこかで利があり、あるいは土地のあり方を正しくするという理があったんじゃないかというのが、今回のお話です。
そのあたりを読み応えがあるとおっしゃっていただき、嬉しい限りです。
ありがとうございました。
04 晩夏への応援コメント
いやはやなんというか……、
話全体から漂うひりつくような雰囲気が大好き♡ でした^^
「この空気感、いい……」としか言葉が出てこなくてすみません(;´∀`)
「悪党」って、現代では悪い意味しかないですけど、この時代は「まつろわぬ者」ですし、もっと昔は「悪」に「強き者」という意味合いがありましたしね。
むしろ、銭をせびる=Giveだけ要求してTakeを返さない小串範行≒六波羅の方が、現代的な感覚の「悪党」に近い気すらします。
ああもう何言ってるのやら(笑)
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
ギャングスタ―同士の、ああいうひりつく感じ、私も好きです^^;
なので、そういうのを目指して書いたので、作者冥利に尽きます。
おっしゃるとおり、悪党は秩序にしたがわない者のことを言いますが、悪源太義平のように、「悪」は「強い」という意味がありました。
そういう意味では、兵衛こそまさに悪党ですね^^;
六波羅については、結局のところ、看板貸すから銭を出せ、という、ジョジョ5部の「パッショーネ」みたいな感じで書きました^^;
だから現代的な悪党で合ってます(笑)
ありがとうございました!
03 盛夏への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
一所懸命は、武士という価値観の根っこですからね。
……足利氏はわりと昔からフリーダムで、尊氏さんは輪をかけて自由だったけれど、それでも部下たちには色濃く残っていた。
本作の兵衛さんは、得宗被官でありながら、その価値観を戦術的に突くべき弱点とすら思っているので、やはり悪党(ニュータイプ)なのかも知れませんね。
面白かったです。
作者からの返信
土地から米や銭を得ていたから、まさに「戦わなければ生き残れない」状態だったんでしょう^^;
足利さんは元から大身だし、尊氏はまあ……最初からサバイブカードを持ってるヤバい奴でした(笑)
直義と師直も持ってたけど(笑)、残りの今川とか一色とかは……まあ強かったけど、そこまでは至れず、土地に執着してましたね^^;
兵衛はその辺の土地への執着やしがらみこそが、武士や武家政権の泣き所なんだなと気づいてしまいます。
おっしゃるとおり、悪党(ニュータイプ)ですね(笑)
自身は複数拠点を持っているから、その辺の弱点を克服しているし、六波羅はとんでもない化け物を育ててしまったのでしょう^^;
ありがとうございました。
03 盛夏への応援コメント
範行は己の狭量さのせいで化け物を生み出しつつあるのを理解しているのでしょうか?
まあ、巨大な組織に属しているとこうなってしまうんでしょうかね。
越智党はもうちょっと当初の方針でいけばあるいは……。
作者からの返信
六波羅としては、兵衛は使いでのある番犬、という認識だったんでしょう。
しかしその番犬に、ろくにエサも与えず獲物を取って来いというものだから、番犬が狼と化していく……。
狼になる前に始末すればいいと思っていたんでしょう。
でも、兵衛に匹敵する将がいるかというと、いないんですよね。
やはり肥大化した組織にいると、思考が硬直していくのかも。
越智党はゲリラ戦をしていたけど、兵衛に倒されたとしか伝わっていなかったので、おそらくゲリラ戦をしない方向に、兵衛が持って行ったんだろうなぁ、と。
そして兵衛に、「のちの戦い」へのヒントを与えてしまうことに……^^;
ありがとうございました。
03 盛夏への応援コメント
犬の餌? Wanちゅー□を100個ぐらいぽちっとして受取人を鎌倉の高時さんにしておけばいいのではないでしょうか。
ある程度以上の武士はもともと荘園の管理人で、そこの荘園からの収入で郎党として下級武士を養っていますし、下級武士はその荘園の管理&年貢その他の取り立ての実行人なので、土地への執着は強いですね。幕府の(したがって六波羅探題も)、目立たないけどたぶん最重要の仕事は「土地紛争を裁く」ことでしたから。
兵衛さん、辰砂の採掘できる場所を複数知っている、というのが強みですね。
越智さん、ここでゲリラ戦法を放棄しなければ、すごい戦いが見られたはずなのに。タイミング悪いですねぇ。
しかし、定仏さんが何者か、このあとどうなるのかがとても気になります。
作者からの返信
高時「いっしょにワンワンを愛でよう」
……って言っただけかもしれませんね(笑)
六波羅もそうですけど、幕府も、元は頼朝の家の家政機関だった、という性格を持っていますから、だから御家人の面倒を見る――武士の土地関係を決めますよ、というスタンスだったのでしょう。
六波羅も最初は京の監視機関だったのに、朝廷の要請やら何やらで、治安や司法をになうことになったので、余計なことをやらされている、という認識だったかもしれません。
だから雑な対応や、御家人有利に決めることがあり、それが不平不満として蓄積していったのでしょう。
そして後醍醐天皇は司法関係に関心が強かったので、そこがあの争乱の元なのかもしれません^^;
一方で兵衛は得宗被官として、六波羅の土地行政・司法の「生」を見て来たから、ああいう複数拠点を指向し、のちに土地関係や裁判の仕事をやるようになったと思います。
越智党については、ゲリラ戦で幕府を翻弄したと伝わっております。
あと、「兵衛に始末された」としか伝わってなくて、どうやって倒されたかが謎なので、自分なりに想像した結果が、今回のお話です^^;
定仏さんは、のちに兵衛麾下の「八将」に名を連ねている人です。
おそらく、このあたりのタイミングで兵衛に同調したのではないかと思って、出てもらいました。
ありがとうございました。
03 盛夏への応援コメント
拝読致しました。
「範行は口をすぼめた。そのままじっと兵衛を見ている」
子供かよっΣ(゚д゚lll)
……と、言いたくなるようなものが貴人、なのか。
まことに価値観とは恐ろしいものです(^^;)
やーもー、なんといいますか、ヤクザの原点と言いたくなるような幕府の所業。
理非も仁義もあったものではない。
こんな時代に清廉かつ公正であれるというのは大変なんだろうなぁ、と察されてしまいました(;'∀')
作者からの返信
小串範行は武士サイドなので、貴人といわれると微妙ですが、上の者って下の者に「察せよ」という態度を取ることがあるので、こんな描写にしました^^;
兵衛は得宗被官として下の方なので、こんな相手にも銭を収めて、しかも討伐までやらされる羽目に。
こういうシチュエーションで、まっとうでいられる、あるいは、自分の思うままに生きるって、ホント大変だと思います。
足利ぐらい、でっかい家に生まれないと無理なんじゃないでしょうか^^;
ありがとうございました。
編集済
02 仲夏への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
北条氏は、(毎年のように粛清と内ゲバやらかして恨みをかいまくった点に目をつむれば)優秀な官僚を擁し、法治に努めていましたが、時代が限界を迎えていましたからね。
伝統的な武士というのを維持していたのは、皮肉にものちに反幕勢力となりうる、足利や新田といった一部の古い家だけで、どこもかしこも「悪党」にならざるを得ない流れがあったのかも知れません。
そして兵衛さんは、知らず知らずのうちに最先端を走っていて、だからこそ後年は普通の悪党では持ちえない何か、夢のようなものを求めていたのかな。
面白かったです。
作者からの返信
北条氏はただの地方の一豪族だったのに、どうしてここまで凄くなったのかがホント謎です^^;
しかしそんな北条氏でも、やっぱり時代の流れには逆らえなかったというのが……。
足利や新田や佐々木みたいな、ちゃんと土地を持って堅持していた家は残っていましたけど、あとの家はやっぱり悪党化は避けられなかったんでしょう。
兵衛さんはどちらかというと、得宗被官という下の方の人でしたけど、やっぱりいくさ人として優秀だったので、次第に次第に勢力を拡大していって、その上で「勝てる」と気づいちゃったんでしょう。
その時、彼は何を追い求めていたのでしょうか……。
ありがとうございました。
02 仲夏への応援コメント
あ。天皇親政期のみかどが出て来ましたね。
しかし、ここまで搾取して、それで土豪を抑えるだけの兵力が揃えられない、って、六波羅とか得宗とかも、何なのかな、という感じが。
経済が活発になって、いままで刃向かわなかった下層の連中が立ち上がるようになった、ってことですね。そういう面では、湯浅党も越智さんもそして兵衛もおんなじ世界にいた、ってことですね。
作者からの返信
この時のみかどがあの人というのが、何というか兵衛の今後の運命を決めてしまったような……^^;
幕府の方は、やっぱり元寇の影響があって、足利や佐々木を動かすにも、与える土地とか無いし、与えても勢力を増やしちゃうしで、痛し痒しだったのでしょう。
だから兵衛のような、現地勢力をあてにして治安活動をしていたわけですが、その現地勢力も、ただ働きというか、低い報償でやらせんな、と。
我慢できないと、湯浅や越智のようになり、我慢すると兵衛のようになる……そういう世界なんでしょう。
しかし我慢し続けた結果、勢力を拡大した兵衛が……というのが、あの戦いの真相のひとつかな、と思います^^;
ありがとうございました。
02 仲夏への応援コメント
湯浅党との戦いの経験が、後に生きてくるわけですね。
それにしても真面目に職務に励んでいたのに梯子を外されて追討されるとは湯浅党もたまらないでしょう。
作者からの返信
湯浅党とのバトルは、おっしゃるとおり、今後の布石になります。
弟さんを筆頭にした「八将」というメンバーの中に湯浅って人がいますし、この時に何かあったんだろうなぁと思います。
湯浅党も湯浅党で、あくどいことをやっていたと思います。
阿氐河荘って、地頭の横暴の事例として紹介される荘園ですし。
その辺を高野山に付け込まれたわけですが、当時の裁きとしては、負けたらハイサヨナラでしょうから、おっしゃるとおり、湯浅党は激おこぷんぷん丸でした。
ありがとうございました。
02 仲夏への応援コメント
この物語で「悪党」と呼ばれているのは、渡辺党のような秩序に反抗する武士や集団ですが、兵衛は悪党の側面を持っているので、誰が本当の悪党なのかしらと思います。それぞれの「悪党」が複雑に絡み合い、冒頭の百日紅のように、強い生命力と耐暑性を持ちながら、儚く散る、そんな物語を書かれるのかしら、と最終回を楽しみにしています。
作者からの返信
おっしゃるとおり、「悪党」とは、文字通りの意味以外にも、秩序にしたがわない、おのれの主義や利益のために動く集団という意味があります。
そういう意味では、兵衛も悪党といえば悪党です。
このような悪党だらけの世の中、誰が一番悪党なのか、そしてこういう世の中をどうにかしよつとする者は出て来ないのか……そういう乱世への下地が出来上がっていく時代です。
百日紅に着目していただき、恐縮です^^;
夏が終わり、散っていく百日紅のように、悪党たちは消えていくのか。
その時、兵衛はどうなっていくのか……。
お楽しみいただければ幸いです^^;
ありがとうございました。
02 仲夏への応援コメント
拝読致しました。
おお、さっそく貧乏籤を引かされておられますね。
源次さんの要求していた1:9も酷いですが、逆賊の汚名を盾にタダ働きを要求する探題も酷い。
というかいきなり「その土地、ウチのだから」と言い始める高野山も酷いし、それを認めてしまう朝廷も酷い。
なるほど世の中に不平不満が満ちるでしょうね、これは。(^_^;)
この調子でどんどん仕事を振られてしまったらどうなるのか……恐ろしい話です。Σ(゚д゚lll)
作者からの返信
結局、こういう世界なんだろうな、と。
別に六波羅も、民主国家の司法機関ではなく、あくまで鎌倉の武家政権の出先なので、看板として使いたかったら、ミカジメを払えと言って来るだろう、という想像です。
阿氐河荘は荘園のあり方について述べると、かならずと言っていいほど出てくる荘園です。
現地の湯浅党は苛政をしてくるし、所有権(?)については、円満院と高野山がガチバトルしてるし……。
高野山も基本、政治的には中立なのに、ここぞとばかりに朝廷に働きかけるところがエグい^^;
土地のあり方がグダグダで、しかもその裁きも朝廷の意向だったり六波羅(幕府)の意向だったり……こうしてあの倒幕への流れが出来上がっていったんだろうなぁと思います。
さてそんな状況で、六波羅の番犬として使われていく兵衛。
これからどうなっていくのやら……。
ありがとうございました。
01 初夏への応援コメント
わあああっ、第一話からゾクゾクします! 源次も悪なら兵衛も悪……ピカレスクですね。
思い違いだったら申し訳ないのですが、古今東西さまざまな時代や場所を描かれる四谷軒さんの御作にも、この時代は珍しいのではないでしょうか?
鎌倉~室町前期の頃って、興味はあるのですがよく知らないので楽しみです (,,^_^,,)
作者からの返信
この時代、「悪党」という名の、まつろわぬ武士たちが跳梁する時代だったそうです。
そういう「悪党」たちの血で血を洗う雰囲気を出したかったのです^^;
このあたりを描いたことは、実はちょっとだけあります。
新田義貞の話と、足利尊氏の話を少し^^;
この時代って、けっこう複雑なので、そのためにあまり描かれることが無かったのではないかと思います。
そんな時代背景のお話ですが、お楽しみいただければ幸いです^^;
ありがとうございました。
01 初夏への応援コメント
渡辺綱の酒呑童子退治と攻守逆になったところ、血を辰砂に見立てたところ、話の展開と描写が巧みですね。
某作では播磨の悪党とも辰砂の商売を巡って争いになっていたのを思い出しました。
誤字報告です。
「復命により、六波羅に公的なものと認められない」⇒「復命なしには」でしょうか?
作者からの返信
誤字報告ありがとうございます。
早速修正しました。
ホントに渡辺党を最初に討伐しているっぽいので、どうせならと例の鬼退治とかぶせることにしました。
その方が、歴史ある家はもうアカン、新興の兵衛の時代が来てるよ、という感じになるのかなと思いまして。
播磨の悪党と揉めてたんですか。
そりゃあ怖い^^;
ありがとうございました。
01 初夏への応援コメント
拝読致しました。
おおぅ、今回の悪党は生々しく描かれていますね。
それが鬼退治の渡辺綱の血脈というのは、なかなかに皮肉が効いている(^^;)
お前が鬼的な破落戸におちてどうする。
しかし、その源次さんの言葉、今わの際の捨て台詞、
「次、得宗が何か言うたら、断れへん!」
が気になりますね。
目の上のたんこぶを除去するのに劇薬を使ったら、全身転移の癌になったでござる。
……みたいなことにならなければ良いのですが(^^;)
ところで、
「源氏が口をぱくぱくとさせている」
こちらは、源次、でしょうか。
作者からの返信
誤字指摘、ありがとうございます。
早速直しました。
悪党の跳梁跋扈する時代ですので、それっぽい感じになればなぁ、と思って描きました。
ちなみに渡辺綱の父親の源宛や、摂津源氏・源頼政を描いて来たのに、源次をこんな悪党にしてしまってごめんなさいとしか言いようがありません^^;
見事に源次を退治した兵衛ですが、最後の最後で呪いを受けてしまったような感じに。
辰砂の売上は守れるようになったみたいですが、果たしてそれは本当に良かったのか?
その結果、今後の兵衛の採るべき道は……。
ありがとうございました。
編集済
01 初夏への応援コメント
清和源氏の成立から源三位頼政の時代を経て脈々と受け継がれた一族の経済的基盤、渡辺津。
「金剛山の辰砂が兵衛さんの基盤」とは言われて来たのですが、「それがどう流通に乗ったか」ということを考えれば、こういう物語になるのですね。「鎌倉後期の得宗の権力基盤は日本列島の流通を押さえたことだ」という説があるので、とても納得します。
源次の最後のことばに応えるように、このあとの生涯を生きて行く兵衛さん。
六波羅に行けば、京都に行くことになるので、またいろいろな人と出会うことになるでしょう。
おもしろかったです。今後の展開に期待しています。
しかし、源次さんも、約700年後に自分の本拠地で「わたなべ関西万博」(仮称)が開かれるとは思っていなかっただろうな。
作者からの返信
近況ノートへのコメント、ありがとうございます。
兵衛の前身というか、この人なんであそこで立ち上がり、そして最後は命懸けで、当時最強の将とその軍団に挑んだのかが謎で、それを考えてみた結果です^^;
渡辺津は、けっこうネタにして来たので(笑)、兵衛がここを最初に攻撃した(と伝えられている)ことが、ヒントになりました。
おっしゃるとおり、辰砂をゲットしたものの、それだけでは兵衛は資金を得られません。
得宗の権力基盤までは、実は考えていなかったんですが、国内に奪うべき「敵」がいなくなった以上、土地よりも商業関係へ触手を伸ばしていったことは、うなずけることだと思います。
そんな得宗の手先となってしまった兵衛。
その桎梏を逃れるためには……。
わたなべ関西万博(笑)
源宛(みなもとあつる)、その子の渡辺綱、そして今作の渡辺源次という、摂津渡辺党の人たちも、まさか、ホントに水運や交易の極致ともいうべき万博が開かれるなんて、思いもよらなかったでしょう^^;
ありがとうございました。
01 初夏への応援コメント
めちゃくちゃおもしろかったです(๑•̀ㅁ•́ฅ✨
源次の悪そうな描写、ほんとにあくどそうで目に浮かぶようでした
兵衛が得宗家からなにか裏切りにあうのかハラハラしながら次回更新楽しみです
まったく関係ないのですが「悪党」についてなのですが
幕末浪士組が京へ移動する道中で幕府の世話役から土方や藤堂が悪党と記録されていました
秩序に従わないまつろわぬ武士ぽかったのでしょうか😅
作者からの返信
ありがとうございます。
ちょうど司馬遼太郎先生の「大坂侍」という短編集を読んでいたので、こういう関西弁のやり取りを書きたいなぁと思っていたのです。
そして源次は関西弁のエグいキャラを目指しました^^;
おっしゃるとおり、兵衛は、ギャングと一緒で、いちどボスの命令を聞いてしまった以上、今後もボスの命令には逆らえないという立場になってしまいました……いつ、ボスから死ねと言われないかという危険をはらみながら。
土方や藤堂も悪党ですか^^;
まあ譜代の旗本じゃないですし、身分は農民なのに剣術を極めているから、秩序従士の幕吏からすると、悪党と表現されてしまったのでは。
あと、「悪」は図抜けて強いという意味もありましたから(「悪源太義平」というあだ名もありますし)、「強いぜ!」という印象から来たのかもしれません^^;
ありがとうございました。
04 晩夏への応援コメント
タイトルを読んで、一話を読んで、悪党は兵衛さんだと思っていたら、出てくる人みんな悪党でした。
このお話を現代のブラック大企業に置き換えると、ふんぞり返って儲けしか考えられない上司の犬となりながら、頭の回転の良さでその会社もろとも一度潰しちまおうか…… その後、たぐいまれな戦闘能力で会社の歴史に名を残した有名な人。
そんな感じで合っていますか……
歴史に詳しい読み手の方は、「楠木兵衛尉正成」の名前を呼んで、おお! っと思ったように、わたしもきっと有名な人なんだ。おお! と鳥肌が立ちました。
稚拙なコメントで申し訳ないですが、素直に面白かったのは本当です。
評価を入れさせていただきましたが、わたしはカクヨムコン11に参加をしていないので気を使わなくても大丈夫です。ふらっと読んで、感動して、立ち去るだけのファンですから。カクヨムコン11 応援しています。ではでは
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
兵衛もまた、歴史用語としての「悪党」(秩序にしたがわず、おのれの意志で生きる者)ではありますね^^;
おっしゃるとおり、兵衛はその高い能力で、潰れそうなブラック大企業のトラブルを解決してしまう人ですね。
そのうち、トラブルシューティングがくだらなくなって、「もうこんな会社いらなくね?」と潰しにかかっちゃいます^^;
兵衛=楠木正成は、後醍醐天皇の鎌倉幕府との戦いの中、挙兵して、幕府の大軍を相手に、小さな城にこもって最後まで戦いつづけた人です。
この人が大軍を引きつけてくれたおかげで、足利高氏は六波羅を落とせましたし、新田義貞は鎌倉を落とせました。
幕府の役人だったのに、幕府を打倒する起爆剤となった、けっこう数奇な人生を歩んだ人なんです。
カクヨムコン、参加してらっしゃらないのですね。
でも、こういう「お祭り」で、みなさんの作品を読むって楽しいですよね^^;
拙作もその楽しみに入れていただいて、ありがたいかぎりです。
応援、感謝です!
ありがとうございました。