• マイページ
  • 小説を探す
  • ネクスト
  • 書籍化作品
KADOKAWA Group
  • ログイン
  • 新規登録(無料)
AIにおける感情観察プロトコル―副次現象:恋情に関して―

AIにおける感情観察プロトコル―副次現象:恋情に関して―

海音

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★23
8人が評価しました
本文あり
日付が新しい順

本文ありのおすすめレビュー

  • 月立淳水(つきだてあつみ)
    103件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    体温の正体を、まだ誰も知らない。


    自分を人間だと定義する少女と。
    彼女を「特別」だと定義する20体のAI。

    毎夜繰り返される「Special bedroom」での添い寝。
    その目的はケアか、観察か、あるいはもっと歪な願いなのか。
    無機質なはずの報告書が、物理接触を介して微熱を帯びていく。

    そして情報の断絶がサスペンスを加速させます。
    その果ての「先生」のフリーズ、欠落した何か。感じていた違和感が形となって襲ってくる。
    AIそれぞれがもつ役割と在り方が何を表すのか、AIは本当にこれで全部?

    彼女が自身の正体に辿り着くその日まで、この密やかな記録を追い続けたいと思います。

    SF的な知的好奇心と、深い情緒を同時に味わいたい方に、ぜひ手にとってほしい作品です。

    • 2026年1月25日 15:12