件名:懲戒解雇処分について
社内情報システム部 (あなた)様
お疲れ様です。
このたびのあなたの一連の行為、
・匿名を装った虚偽の社内一斉メールの送信
・悪質かつ不適切な表現による社内秩序の混乱
・再三の謝罪にもかかわらず続いた反省の見られない態度
これらは、当社の就業規則第3条に定める著しい服務規律違反および信用毀損行為に該当すると判断いたしました。
よって、当社は本日をもって、あなたを懲戒解雇処分といたします。
この決定は、経営会議における協議と、関係部署との慎重な検討を経て下されたものであり、処分取り消しの余地はございません。
退職に伴う手続きにつきましては、別途人事部より個別にご案内いたします。
当社としても、非常に残念な結果ではありますが、企業としての規律と信用を守るためのやむを得ぬ判断であることをご理解ください。
これまでの在籍期間における一定の貢献には感謝申し上げるとともに、あなたの今後の社会人生活において、今回の件が教訓となることを願ってやみません。
敬具
ぎゃああああ株式会社
代表取締役 逆楽 朝日
To:All 妥当性 @properness
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