第10話

煜さん達は俺にあまり聞いてくる事はなかっ


た。訳ありと気づいているはずなのに。俺は


それがありがたかった。あいつらの事なんて


話したくないし。そう思っていると山川組に


着いたみたいだ。見るとすごい大きくて立派


な建物があった。煜さん達の後に続いて降り


歩くと門の前に着いた。煜さんは俺を見て


「ようこそ山川組へ!」と微笑んで言った。


俺はそれを見てなぜかくすぐったい気持ちに


なった。俺の方を見て笑う人は今まで


いなかったからどう反応すればわからなかっ


たので「はい?」と言った。そしたら煜さん


秀さんは俺を見てまた笑った。俺がおかし


かったのか?


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